ポストをのぞく楽しさ、ポストに届ける楽しさ #手紙とわたし

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ブログを始めて変わったこと

こんにちは、スズキ(@acogale)です。
ブログを始めて変化したことがいくつかあります。

  • 文章を書くのが好きになった
  • 写真を撮るようになった
  • 何でもネタにするようになった

などなど。

そんな中でも、面白い変化と言えば。

手紙をもらうことが増えた

ことです。

手紙の楽しさに出会ったのは14歳のとき

ブログを始めたことで、手紙をもらうようになった。
ポストをのぞいたときに手紙がある嬉しさを教えてもらったのは、14歳のときだった。

僕が初めて手紙をもらったのは古田さんという女の子からだった。
まだメールや携帯電話が普及していない時代。

夏のスクールで仲良くなったみんなと文通をしたのがキッカケだった。
手紙なんて書いたことがなかった、当時中学2年生のスズキ。

色々と悩みながらも手紙を送ったのを覚えている。
初めて便箋を買いに行って、初めてオシャレな切手を買いに行って。

年賀状や暑中見舞い程度しか送ったことがなかったから。
新鮮な気持ちで、ワクワクしながらポストに投函しに行った。

気持ちを文字にする楽しさ

手紙はオリジナルに楽しめた、写真を入れたこともあった。
好きなように書いて、好きなように送る。

1か月くらいしたら相手から返事がくる。
「そういえば前回は、こんなことを書いていたな」
なんて思い出しながら、ニヤニヤしてた記憶がある。

古田さん以外にも、10人くらいの友人と手紙を交換していた。
それも中学を卒業するころには、携帯電話を持つようになり、Eメールをするようになる。

スピードが遅くて不便だからこそ

メールになった途端、連絡を取らなくなる。
便利だから、スピードが速いから、負担になっていった。

手紙ののんびりとしたペース、忘れたころにくる返事。
それがちょうどいいペースだったのかもしれない。

いつの間にか、便利なものに囲まれて。
アメリカにいる友人にも、イギリスにいる友人にも、数秒でメッセージが届くようになった。

手紙は不便、遅い、書くのも気合がいる。
面倒だからこそ、逆に手紙が愛おしくなるのだ。

今も手元にある手紙

18年前のことだけど、机の引き出しには手紙が入っている。
メールのデータは、どこにいったか分からない。
手紙の良さは、手元にあることなのかもしれない。

僕が自分を表現するツールの最初は、手紙だったのかもしれない。
手書きの味、封を切るときのドキドキ、何度も何度も読み返す嬉しさ。

最近、切手の値段もあがったけれど。
僕はもっと手紙を使っていたいと思うのだ。

3か月に1度、季節ごとに手紙交換ができるような、そんな仲間が増えたらいいなと願うばかり。