ソラシドエア19便でセントレアから鹿児島空港へ、朝一番の快適フライト

ソラシドエア19便でセントレアから鹿児島空港へ、朝一番の快適フライト

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頭が悪い選択をしたことは重々承知の上で。それでも”鹿児島”に降り立ってみたかった。
この日、福岡でイベントがあった。博多駅に14時集合。

名古屋駅から博多駅に向かうなら、セントレアや小牧空港から飛行機、もしくは新幹線で博多駅に行くのが鉄板だ。

全てを勘案したうえで、今回は鹿児島空港に向かう。セントレア7時30分発のソラシドエア19便だ。まずは名鉄で中部国際空港駅へ。

始発の名鉄特急ミュースカイは満席の案内

神宮前駅を6時10分に出発するミュースカイ。土曜日の始発は満席だった。事前にスマホで特急券を買っておいたからよかったものの、神宮前駅に到着したタイミングでは売り切れていた。

神宮前を出発してから20分ほどすると、左手に中部国際空港セントレアが見える。飛行機に乗るのは3月ぶりだ。

朝早くから多くのお客さんが旅行に向かうようだ。こんな朝早くから、みんな元気すぎる。

7:30発ソラシドエアの鹿児島行

スカイネットアジア航空改めソラシドエア、ANAとのコードシェアで運航される。7時30分発は、比較的早い時間帯。大分、沖縄と九州方面への飛行機は朝が早い。

ソラシドエアのカウンター業務はANAのカウンターで行うことができる。
今回は、預け入れ荷物もなく、skipチェックインなのでカウンターには寄らなかった。

土曜日の朝は空港が混みあうから要注意

1年ほど前にセントレア→羽田便に乗ったときは、保安検査場前が長蛇の列だった。
今回は、まだ朝が早いのか、列にゆとりがある。その代わりに、預け入れ荷物の列がヤバい。案内のスタッフに聞いてみると、20分ほどはかかるとのころ。

一番混みあう時間帯は8時前後で、50分近く待つこともあると教えてくれた。

いよいよ制限区域内へ

スマホにQRコードを表示させて制限区域内へ向かう。出発まであと45分、初めて乗る航空会社なので、少し慎重に。

搭乗口は3番、セントレアでいうと割と端っこのほう。随分と歩いた。

おおよそ20分ほど前にアナウンスされ、機内へと向かう。

ボーイング737機に乗って、いざ鹿児島へ

セントレアから出発する国内線は、ボーイング737が多い。人数もサイズもちょうどいいのかもしれない。

コーポレートカラーで彩られた機内、737なので3+3のアブレスト。ジェットスターやエアアジアのような狭苦しさもない。LCCに分類されることが多いソラシドエアだが、預け入れ荷物も無料でできる。

スカイマークに近いスタイルだろう。

座席指定は22F

窓側の席を選択。いつもは進行方向に向かって左側の席を選ぶが、今回は空き席の都合で右側に。

セントレア→鹿児島の運行ルートを見ると、街並みをじっくりと眺められるのは右側だと分かり、少しテンションが上がる。

エアコンの吹き出し口、読書灯も完備。上部モニタはないので、出発前の案内や緊急時の脱出説明はお姉さんがやってくれる。

主翼の後ろ、機内の後ろ1/3ほどの位置に着席。いよいよ離陸の時間。

朝の早い時間帯なので、他の飛行機が停まっている。

いつも通り北向きに離陸。
離陸後は左に旋回し、和歌山県、四国の南を抜けて鹿児島へ。

初めての右側席。滑走路の先端まで見える。というか先端は3kmほど先なので見えない。

いよいよ離陸。エンジン音が大きくなり、振動も激しくなる。
背中がぐぅっと押し付けられる感覚、パイロットが「V1」と言うのはどのタイミングなのか。ドキドキしているのは僕だけかもしれない。

地面を離れて大空へ

いつもとは見える風景が違う。頑張って飛び立ったら左に旋回。

羽田へ向かうときは、250度ほどぐるっと旋回するが、 160度ほど旋回すると、鹿児島へ向けて一直線。

離陸後、6分ほどで三重県松阪市上空へ。高度は5,000mほど、まだまだ上昇する。

三重県と和歌山県の県境辺りで、高度がまもなく10,000mに。巡航速度も900km/hより少し遅くいくらいだった。

和歌山県上空、写真中央には田辺市あたりだろう。

ズームレンズをあれこれ試して見えたのは、南紀白浜空港とアドベンチャーワールド。空港は上空10,000mからも良く見える。

気付いたら、もうすぐ着陸というところだった。朝早くから疲れていたに違いない。飲み物のサービスもあったようだが、知らないうちに終わっていたのだ。

宮崎県都城市上空から、鹿児島県霧島市方面へ。
小高い丘の上にあるのは「上野原縄文の森」だ。

ランウェイ34へ着陸

離陸してから約1時間、無事に鹿児島空港に着陸した。安定した飛行、快適な空の旅、あっという間の1時間だった。

滑走路のそばには茶畑が広がり、なんとものどかな雰囲気を醸し出している。鹿児島はそういうところなのかもしれない。

奥にはピーチアビエーション、スカイマークが見える。LCCが多く乗り入れているのも鹿児島空港の特徴だ。お値打ちに遊びに行きやすいこと間違いなし。

余談だが、ボーイング737は手積みの飛行機だ。荷物は1つずつ機体から運び出され、専用のカートに載せていく。

急ぐことも無く、のんびりと待機。

非常口席はこんな感じ。非常口に挟まれている真ん中の席はリクライニングができないので要注意。

こちらは一般席。

安全な飛行、ありがとうございました。

鹿児島空港は、出発/到着エリアから飛行機が良く見える。空港のサイズも小さめなので、昔ながらの空港っぽさがいい。

天井が低かったり、設備がちょこっと古かったり。
でも、そんな空港が、やっぱり鹿児島空港だ。なんて思うのだけれど。

無事に鹿児島に到着。6時32分に中部国際空港駅に到着し、2時間28分の移動だった。今回の目的地は博多駅。ここから更に移動することとなる。

生きることは動くこと

ソラシドエアを使って、中部国際空港から鹿児島空港へ移動。
75日前の予約「バーゲン75」で随分と安く利用することができた。
だからといって博多に行くのであれば、直接向かったほうが得策だろう。

運賃…4,910円(バーゲン75)
距離…715km(FlightAware情報)
CPK…6.87円
(※Cost per Kilometer)