鹿児島中央から博多まで、九州新幹線のつばめ322号に乗って

鹿児島中央から博多まで、九州新幹線のつばめ322号に乗って

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鹿児島空港に降り立つ。名古屋から博多へ行くのに、少しだけ寄り道をした。
当初は、鹿児島空港から博多へ向けて高速バス(5,000円)に乗る予定だった。
気をよくしたのか、予定変更だ。

鹿児島空港から、鹿児島中央駅まではバスを使い、そこから九州新幹線に乗って博多へ向かうことに。

空港は面白い

鹿児島空港は鉄道線がつながっていない空港だ。僕が最近使っていた空港は、鉄道がつながっている空港ばかりだった。

中部国際空港、羽田空港、新千歳空港。伊丹空港や神戸空港も鉄道ではないが、それに準ずるものがつながっている。鹿児島空港から移動するにはバスやタクシーに乗る必要があった。

空港連絡バスに乗り、鹿児島中央駅へ

鹿児島空港から鹿児島市内へは40分程度。 鹿児島市内には10分に1本程度出てる。

9時20分発、南国交通のバスに乗る。出発したらすぐに高速道路へ。 意外と高速道路が近いのだ。

バスは4列タイプの観光バス。鹿児島空港から博多駅までのバスは4時間ほどかかるので3列タイプの観光バスが設定されているとか。

地図で確認したところ、奥に見えるのは桜島らしい。もっと近くで見たかったのだが、時間の都合で断念。

まもなく鹿児島中央駅。鹿児島市内は路面電車が走っていることを思い出す。
札幌、東京、豊橋、岡山、広島。まだまだ路面電車は活躍している。

鹿児島中央バスターミナルに到着。ここから鹿児島中央駅までは歩いてすぐだ。

初めての鹿児島

目的地に到着したときに、どちらの感情が生まれるのか。

「懐かしいな、そういえばこんな雰囲気だった」それとも「やっとこれた、こんな街なんだ」

初めて訪れた場所の新鮮さ、見るもの全てにワクワクする。事前の知識や思い入れも相まって、テンションが上がる。

駅前では路面電車がお出迎え

「鹿児島駅前」は、どこへ行くのだろうか。と思ったが、ここは「鹿児島中央駅」だった。新大阪駅と大阪駅のようなものだと認識しておこう。

鹿児島駅までは直線距離で約3km、ちなみに路面電車の駅は「鹿児島中央駅前」になるので要注意。

赤色が目印のJR九州

JR九州に乗るのは14年ぶり。以前、博多駅から姫路駅まで夜行列車に乗ったのが最後。今回は九州新幹線に。

「みずほ」「さくら」は送達列車。ほぼ同じ料金で、早く到着する。博多駅ならどの列車も停車するので安心なのだが。

睡眠不足が予想されたので、博多が終点の列車を選択。寝過ごして新大阪までいくのは、あまりにも残念過ぎるから。

「九州ネットきっぷ」を使ってお値打ちに移動しよう

鹿児島中央から博多までは、指定席が10,450円だ。
これをネットで買うと9,260円、7日前までのきっぷ「九州ネット早特7」を買うと7,710円になる。

新幹線に乗ると決めたのが遅かったので、9,260円のきっぷで。
購入時のクレジットカードを利用し、券売機で発券させる必要があるのだ。

思ったよりもコンパクトな駅、改札口。

直前に出発するさくら552号が発車するところだった。これに乗ると新大阪まで行ってしまう恐れがある。

つばめ322号に乗車

11時06分に鹿児島中央駅を出発するつばめ322号。定刻では12時59分に博多駅に到着する。

800系のつばめには乗れずN700系に。
指定席車内はひかりレールスターのサルーンシートのような雰囲気だ。

鹿児島中央駅を出発

駅弁の写真を撮りながら車内で待機していると、時刻通りに出発したつばめ322号。少し走ったところで、800系つばめを目撃。

次に止まる駅は「川内駅」だ。「せんだい」と聞けば「仙台」を思い浮かべるし、「川内」を「せんだい」と読むのは難しい。ある意味で難読駅名だ。

気付いたら博多駅

やっぱり途中で寝てしまっていた。時刻通りに博多駅に到着。乗り過ごす心配はもちろんないが、ちょうどいいタイミングだった。

当駅止まりのつばめ322号、お疲れ様でした。

側面に「KYUSHU」「WEST JAPAN」と書いてあるのがN700系のS・R編成と呼ばれるもの。指定席座席が広いので心地よい。

これで福岡を満喫できそうだ。

生きることは動くこと

鹿児島空港から鹿児島中央駅、鹿児島中央駅から博多駅まで
運賃…10,510円(バス…1,250円、新幹線…9,260円)
距離…327.9km(39km、新幹線288.9km)
CPK…32.1円
(※Cost per Kilometer)