日本の棚田百選、扇状に広がる坂折棚田(岐阜県恵那市)

日本の棚田百選、扇状に広がる坂折棚田(岐阜県恵那市)

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国道41号線を名古屋から北上し、美濃加茂市を過ぎたあたりで国道418号線へ。
日本一の高さを誇る岐阜バンジーを過ぎ、さらに30分ほど進んだところにあるのは、日本の棚田百選にも選ばれた「坂折棚田」だ。

扇状に広がる棚田は、約400年の歴史があるとか。
駐車場も完備されており、車を降りてゆっくり見ることができる

施設名称坂折棚田
住所岐阜県恵那市中野方町字坂折782-1
(坂折棚田保存会)
アクセス車でのアクセスがおすすめ
路線バスはあるものの本数はかなり少ない
ウェブサイトhttps://sakaori-tanada.com/

駐車場完備、展望台やトイレもある

スマホのナビで検索して出てくるのは「恵那市坂折棚田保存会」の住所だ。
とりあえずその住所に向かって行ってみると、道路沿いに駐車場を発見。
駅からずいぶんと距離があるので、駐車場があるのはありがたい。

上の写真の左奥に見えるのは展望台へつながる道路。
この先にも駐車場があり、道は狭いが車で進入できる。

展望台には水洗トイレも用意されていた。

案内看板をチェック

屋外施設だが、しっかりと看板があるのは知識も無くふらっと立ち寄った者としてはありがたい。
棚田の解説から、面積や棚田の枚数まで、丁寧に記載されている。

また、棚田の全景が分かるマップも。
展望広場はどこにあるのか、見応えスポットはどこか、棚田がどこまで広がっているのか。
目の前の棚田以外にも、大きく広がっていることが分かった。

扇状に広がる様子はなかなかすごい

斜面や傾斜地に作られる棚田。
本来は斜めになっている土地を、階段状にすることで稲作ができるようになる。

また、自然が広がっているので、四季折々の様子を感じられるのもポイント。

田植えから稲刈りまでは、棚田の様子も大きく変わるだろう。

あちこちに特徴が見られる棚田

特徴のポイントには看板が立っている。
これは二段積みの石垣で、草取り用の足場として作られた石垣とのこと。

こちらは2007年に作られた坂折棚田のビオトープ。

お米も売っている自動販売機

先の駐車場の横にはなごみの家というお茶番処がある。
そこに置いてある自動販売機では、坂折棚田で収穫したお米が売っている。
3合で500円とのこと。

他の飲み物に混じって、何食わぬ顔で並んでいるのがいい。

いろんな風景が見られる

看板にビューポイントと書いてあった場所に向かうため車で移動。
その途中途中で見られる風景も、また違った印象がある。

民家が近くにあったり、生活がそこにはあったり、地域性を感じたり、周辺も少し巡ってみるのがいい。

ビューポイントと書いてあったところは、道が非常に狭く駐車場もないので注意。
普通車がすれ違うのも難しい。

こうやって下から眺めると、この傾斜に田んぼを作ったことのすごさに気付けるかもしれない。
階段状に仕上げるのはずいぶんと苦労したのではないだろうか。

ただ、あまりにも棚田から距離あり、すごく小さくしか見えない。
ビューポイントとしては期待外れ、、、。

せっかくだから何回か立ち寄ってみよう

今回は秋の棚田を散策してきた。
もし冬だったら、春だったら、夏だったら。
随分と違った印象を受けるだろう。

見た目だけでなく、暑い寒い、湿度や匂いや。
じっくり見るポイントは少ないかもしれないが、近くまできたら、近くを通ることがあったら、ふらっと立ち寄るのがいいかもしれない。

その時の滞在時間は5分程度かもしれないが、移り変わる季節を感じるのも、これまた一興という気持ちだ。

施設名称坂折棚田
住所岐阜県恵那市中野方町字坂折782-1
(坂折棚田保存会)
アクセス車でのアクセスがおすすめ
路線バスはあるものの本数はかなり少ない
ウェブサイトhttps://sakaori-tanada.com/