地下鉄で見かけた案内を目印に、今回向かったのは名古屋市交通局がやっている市営交通資料センター。
丸の内駅から徒歩10分の距離にあるその施設。土曜日の昼過ぎだったが、館内はとても空いていた。
目次
丸の内駅 4番出口から
出口看板にも「市営交通資料センター」と書いてある。大通り沿いにないので、地図なしでは、なかなかたどり着けないだろう。
4番出口地上から、そのまま直進。3本目を左折した後、3本目を右折。
「丸の内会館」の6階にあるのが市営交通資料センターだ。
入場無料、10時から17時まで
開館時間は10時から17時まで。入場は無料だ。エレベーターで6階に上がると、そのフロアが市営交通資料センターとなっている。
入口の自動ドアをくぐっていこう。
時計にミニカー、資料がたくさん並ぶ
古くから使われている時計、振り子がのんびり同じタイミングで揺れている。
館内にはHOゲージのジオラマも。
懐かしいユリカの自動販売機まで展示されている。この自動販売機で何か買えるわけではない。
バスのパーツも並ぶ
市バスに取り付けられている電光掲示板と自動音声。ボタンを押すと、「次は~~~」と市バスのアナウンスが流れ、電光掲示板の表示が変わる。
運転席に設置されている案内モニタもそこにはあった。
鶴舞線のシミュレーター
名古屋の地下鉄 鶴舞線のシミュレーター。3050形の運転台を使って、運転シミュレーションができる。実際の映像と、実際の運転台、ブレーキの音や、線路の継ぎ目の音など、リアルさを感じられる。
市電のジオラマ展示
懐かしい時代の卓上ジオラマの展示。毎時00分~15分、30分~45分の間、設置されているボタンを押すことで、この市電がジオラマを駆け抜ける。
パンタグラフに車輪の展示も。
そのほか、懐かしい展示物がたくさん並ぶ。
路面電車の車内灯
路面電車に設置されていた車内灯の模型。電球もオリジナルらしく、名古屋市交通局のマークが入っている。
懐かしい資料も盛りだくさん
ボンネットバスが走っていた時代もあり、路面電車が走っていた時代もある。そのころの資料が並んでいるのはさすが、歴史を感じるものばかりだ。
市営交通ということもあり、随分と昔の資料も並んでいた。臨時ダイヤの項目を見てみれば、「山口百恵コンサート」や「チェッカーズコンサート」など、懐かしい名前が並んでいた。
入館無料、物販以外のコーナーは無料で楽しめる市営交通資料センター。入館者も少なく、のんびりとした時間が流れていた。駅から少し歩くこと、場所が分かりづらいこと、などあるけれど、名古屋の交通の歴史を知ることができるスポットだった。
施設名 | 市営交通資料センター |
住所 | 愛知県名古屋市中区丸の内3-10-4 丸の内会館6F |
アクセス | 地下鉄「市役所駅」「久屋大通駅」「丸の内駅」各駅より徒歩10分程度 |
開館時間 | 10:00~17:00 |
休館日 | 毎週水曜日(祝日の場合は直後の休日でない日)、年末年始 |