新幹線N700Sのグリーン車に乗る、個人的にはN700Aのほうが好きだ

新幹線N700Sのグリーン車に乗る、個人的にはN700Aのほうが好きだ

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2020年07月に営業運転を開始したN700S、現在は1日9往復の運用がある(2022年01月現在)。
およそ半分がのぞみ号、残りの半分がひかり号とこだま号として走っている。

詳しい運用ダイヤについては、JR東海のホームページに記載がある。
その中で今回は、名古屋20時38分発、東京23時18分着のこだま754号を利用してきた。こだま号ということもあり、エクスプレス予約でリーズナブルに利用できたのだ。

平日最終のこだま号

名古屋20時38分発のこだま754号は、東京行きの最終こだま号。
東京駅まで行くのであれば、21時37分発のひかり668号もN700Sでの運行だが、今回のこだま号で。

「ゆとりある空間と個別感の演出」のグリーン車

さすが新型車両というだけのことがあって、新車の装いがあるグリーン車。
N700Aと比べ、座席や照明が少し赤っぽい色になった印象がある。

リクライニングは座席が沈み込むように

リクライニングする際、座面は約6cm沈み込むとか。その際の回転軸位置が変更になり、長時間の乗車でもストレスが少なくなっている。

前の席がフルリクライニングしたイメージは、このような感じ。
ちなみにテーブルは手前に引き出してある状態だ。

ただ、残念ながら、このリクライニングは僕の身体には合わなかった。
背もたれが若干固めで、腰から背中のあたりに違和感があった。
N700Aのグリーン車のほうが座り心地でいえば、安心して座っていられたのだ。

向かい合わせの座席利用もできる

現在は新型コロナウイルス感染症対策の影響もあり、向かい合わせの座席利用はNGとされているが、回転させたイメージはこのようなもの。
ドラマでよく見る風景だ。

普通席にはないが、グリーン車の座席にはカクテルテーブルが内蔵されている。
向かい合わせの座席にしても、肘掛けから小さなテーブルが出てくるので、飲み物+おつまみ程度であればこのテーブルで充分だ。

14インチPCが余裕でおけるテーブル

座席背面に設置されているテーブルは、ノートパソコンが余裕をもって置くことができる。
写真に写っているのはVAIO SX14で、本体サイズは、約321mm×223mm。

飲み物が置けなくなるので、その際はカクテルテーブルを利用する。
また、隣の席が空いているときは、座席の間にある肘掛けが、ちょうどいいマウスパッドになるのだ。
もっとも、僕が使っているのはトラックボールなのだけど。

コンセントやフックも標準装備

N700Sはグリーン車に限らず、普通席にも全席にコンセントが装備された。
グリーン車のコンセントはN700Aと比べると、外向きに振っているようなデザインに変わった。
これで隣の席と干渉しにくくなったのかもしれない。

コンセントにマウスパッドに、パソコンを広げるには充分な場所になった。

壁や前の座席にはフックがついているので、ビニール袋やコートなどを掛けておくことができる。

まとめ

2023年度までには40編成の導入計画があるので、現在は9往復のN700Sだが乗車の機会が増えてくるだろう。
新しい車両、最新の設備、静かな車内などメリットはたくさんあるし、新しいモノはそれだけでワクワクする。

JR東海の運行予定を見ながら、ちょうど良い時間にN700S系があるのであれば乗ってみるのもネタの一つ。
また、N700Sに限らず、のぞみ号として運用される際の7号車はS Work車両としてビジネス向きの車両に、N700Sの7・8号車はS Wi-Fi for Bizとして、従来の2倍の通信容量かつ利用時間制限なしの無料Wi-Fiサービスが導入されている。
N700Sに乗るタイミングで、Wi-Fiを使う予定があれば7号車やグリーン車の8号車を選ぶことになるだろう。

今後の導入にも期待し、またN700S系の新幹線に乗りに行こうと思う。