東海道新幹線、もうすぐ無くなるワゴン販売に助けられて

東海道新幹線、もうすぐ無くなるワゴン販売に助けられて

スポンサーリンク

新型コロナウイルス感染症のせいだろうか。
それとも、新しい生活様式か、コンビニの台頭か。

新幹線の楽しみといえば駅弁なのに、駅で弁当が手に入らなくなった。

のぞみが停まらない米原駅。
土曜日の20時を過ぎに訪問したときは、既に売店は閉まっていた。
改札口のところにセブンイレブンがあるので、全く食べ物が手に入らないわけじゃないが、いわゆるキオスクや駅弁屋さん、お土産屋さんは閉まっている。

ホーム上でも営業しているお店はない。
セブンイレブンのお弁当でもいいけれど、そういう気分じゃないのだ。

今回は、ひかり号の自由席、5号車に乗った。
ちょうどそこに、ワゴン販売のお姉さんが。

これしかないですけど、、、。と差し出してくれたのは、品川名物貝づくし弁当。
ちゃんとした駅弁が食べられる。
米原から京都までの20分しか、ご飯を食べる時間がなかったのだから。

カツサンドもあるけど、と言われたが、ご飯が食べたかったのでこれでいい。
ただ、その車内販売も間もなく終わってしまう。

駅で弁当を買えなかったら、もうおしまいだ。
早く到着するようになったり、コンビニができたりで、需要が減っているのかもしれないけれど。
それでも車内販売に助けられたということ。

もう少し時間があれば、コーヒーも買っていただろうけど、米原と京都はあまりにも短すぎる。
ライトアップされた京都タワーを見たのも久しぶり。

車内販売のお姉さんのお陰で、腹ぺこから逃れられたのだけど
それがもう終わってしまうと思うと悲しい。

時代の流れだといえば、それまでかもしれないが。
いつもありがとう、という気持ちでいっぱいなのだ。