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いつの間にか駅弁がパートナーに
名古屋駅で急いで駅弁を買うとすれば3か所だ。
- 新幹線の改札横の売店
- 改札を入って、待合室にある売店
- ホームにある売店
混んでいるときは10人以上の列ができていることも。今回は11時23分に名古屋駅を出発する新幹線に乗る。1時間以上乗るのであればちょうどお昼。いつも以上に売店には列ができていた。
1番、2番の列を見て、半ば諦めながら3番、ホームの売店に。新大阪・博多方面のホームにある駅弁屋さん「DELiCA STATiON」でお弁当を買うことができたのだ。
「三色稲荷寿し」これ、豊橋駅に売っているヤツだ
偶然見つけたのは「三色稲荷寿し」
これは豊橋駅で売っているヤツだ。豊橋駅構内で駅弁を買う時は、この「三色稲荷寿し」か、普通の「稲荷寿し」を買う。
今から10年以上も前のこと、職場に豊橋から通っている同僚がいた。たまに駅で買ってきてもらったのが、この稲荷寿しだ。名古屋駅でも売っていることに嬉しくなってしまい、今回の旅のお供になった。
包み紙にも書いてある「豊橋駅構内」の文字
以前は600円でお釣りがあったような気がしたが、多少の値上げはしょうがない。ちょっと気が大きくなるのも駅弁のいいところだ。
僕がまだ小さいころ、お弁当といえば父親はよく稲荷寿しを食べていた。当時は分からなかった稲荷寿しの魅力、今は共感できるものがある。
三色とは…わさび菜おひたし、山椒ちりめん、ノーマル
このお弁当には三種類の稲荷寿しが入っている。
- わさび菜おひたし
- 山椒ちりめん佃煮
- 一般的なノーマルタイプ
この3つが入っていることで、味に変化があり飽きないのだ。
また一緒に入っているのは紅ショウガ。お寿司屋さんにある白いショウガではなく、焼きそばについてくる紅ショウガだ。
三色稲荷寿し、開封の儀
さっそく開けてみると、フィルムに包まれた稲荷寿しが7つ。
左手前がわさび菜おひたしが2つ、左奥に山椒ちりめんが2つ、右側にはノーマルタイプが3つ入っている。
別添えで紅ショウガも。
わさび菜おひたしはピリリと辛い
名前の通り、わさび味。包装紙にも「わさび」と書いてあるので、わさびが苦手な人は、ノーマルタイプの稲荷寿しをオススメします。三色は買わない方がいい。
逆向きに入れられた稲荷寿しの上にアクセントのあるわさび菜。このツーンとした味に魅了されて、このお弁当をリピートしてしまいます。
パンチのある山椒ちりめん
山椒ちりめんもパンチのある味が。名前の通り、山椒が苦手な方はノーマルタイプの稲荷寿しを選びましょう。
柔らかい稲荷寿しに歯ごたえのある山椒ちりめん。香り、味、歯ごたえを楽しませてくれるアクセントになっています。
ノーマルタイプもおいしい
もちろんノーマルタイプの稲荷寿しも旨い。
中のゴハンはシンプル。ゴマなども入っておらず、すっきりとした稲荷寿しだ。熱いお茶と稲荷寿しで新幹線に乗ったなら、それだけでワクワクしてしまうこと間違いなし。
ノーマルタイプから始まり、わさび、じゃこ、ノーマル、わさび、じゃこ、ノーマル、と2巡するとちょうどお弁当箱が空になる。
味の変化を楽しめるのも、三色稲荷寿しの特徴なのだ。
小腹が空いたときには二人で仲良く
二人で仲良く食べることもできる三色稲荷寿し。
豊橋駅では、在来線と新幹線の乗り換え口付近に売店がある。名古屋駅では、新大阪・博多方面のホームで見つけた。もしかしたら他の売店でも売っているかもしれない。
久しぶりに見かけた豊橋の三色稲荷寿し、思わず手に取ってしまった。変わらない味、安定の稲荷寿し、京都までの40分弱を楽しい時間にしてくれたのだ。
また豊橋駅に行った際も、この三色稲荷寿しを買うだろう。
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