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目的地、下北沢を目指して
こんにちは、スズキです。今回の目的地は東京都世田谷区、下北沢駅です。通常であれば品川まで新幹線に乗るところを今回は趣向を変えて小田原まで。先日、小田急線を使い小田原から新幹線で名古屋に帰ってきたことを思い出し、その逆を辿ってみました。
ひかり520号、7号車9番C席
いつも好んで選ぶ席がある。東京へ向かうときは14号車20番A席、東京から名古屋へ帰ってくるときは15号車1番A席。今回は、お好みの席が空いておらず、車端部の席も空いていなかったので、周囲に空席が多かった7号車9番A席をチョイス。
車両中心部にある9番席はとても静かでしたね。どうしても車端部だと車輪から伝わる振動もあるので、静かに過ごしたいときは9番席はオススメ!
乗車するひかり号は難易度高め
東京~新大阪間の東海道新幹線を走る列車の種類は3種類、のぞみ号、ひかり号、こだま号だ。その中で一番難しい列車が「ひかり号」。のぞみ号の停車駅はどれも同じで東京・品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪、こだま号は各駅停車。さてひかり号は、と言えば停まる駅もあるし通過する駅もある。
例えば新横浜~名古屋間で、静岡・浜松に停まるひかり号もあれば、小田原だけ、豊橋だけにしか停まらないひかり号もある。停車駅をきっちりと確認しなければいけないから要注意だ。
今回は名古屋を出ると次の停車駅が「小田原駅」というひかり520号に乗車。
やってきたのはN700A
定刻どおりにやってきたひかり520号、N700Aでの運行だ。名古屋駅には東京方面に向かうホームが2本あるものの、ちょうど名古屋駅発のこだまごうがやってくるタイミング。忙しなく1つのホームで新幹線をやりくりする。
13時22分にのぞみ348号が出発するとすぐにひかり520号が入線。列車本数が少ない日中でも東海道新幹線は忙しい。
ひかり号は「自由席多い」「指定席ちょっと安い」
ひかり号のメリットは、自由席が多いことと、指定席が安いこと(のぞみ号比)。のぞみ号の場合は自由席が1~3号車、ひかり号の場合は1~5号車と2車両分多い(東海道新幹線の場合)。また指定席料金で比べても、のぞみ号は210円(東京~名古屋間)の割り増し料金があるので、ちょっと安いのだ。
もっともこだま号であれば、1~7号車、13~15号車が自由席なのだけど(一部例外あり)。
ひかり号は外国人旅行客が多い
ひかり号の車内は、外国人旅行客(と思われる方々)でいっぱいだ。外国人旅行者向けのジャパンレールパスという乗り放題きっぷを使えるのがひかり号とこだま号だから。すなわちのぞみ号は対象外なのだ。荷物棚には大きなスーツケースがいっぱい。
富士山を見るならE席に座ろう
この日は天候がとても良く、富士山もくっきりと見えた。通路側C席からなので、なんとも合成っぽく写ってしまったが。富士山を見るならE席を選ぶことをオススメ。名古屋から東京方面へ乗るときは、富士山の手前にトンネルがある。そこを通過しているときに車掌さんが「トンネルを抜けると富士山がきれいに見えますよ」とアナウンスしてくれることも。
まもなく小田原、意外と多くのお客さんが下車する
小田原まであと少し。そろそろ降りる準備を。意外と下車するお客さんが多くてびっくりする。小田原からだと箱根が近いからなのか、観光にもぴったりなのだろう。トンネルを抜けるといよいよ小田原駅だ。
定刻通り、小田原駅に到着
名古屋を出て1時間9分、あっという間に小田原についてしまった。ノンストップのスピードには驚く。先日、こだま673号で帰ったときは2時間8分だった。おおよそ半分の時間、ありがとうございました。
このまま東京まで行くとしても、名古屋駅を直前に出発したのぞみ号と4分ほどしか変わらない。ほとんど駅に停まらない「ひかり号」なら選択の一つになるだろう。
ちなみ11月に東京へ行った際、のぞみ12号車内から眺めたのは、小田原駅に停車するひかり516号だった。
新幹線から小田急線に乗り換えて
小田急線の小田原駅を使うのは3回目。小田原駅発は初めてだ。いつもと逆の道順で小田急線へ。
乗るのは足柄方面の快速急行、直前の特急はこねを見送って、入線を待つことに。
生きることは動くこと
名古屋~小田原
距離…282km
運賃…8,740円
CPK…31.0円
(※Cost per Kilometer)
小田原~下北沢
距離…78km
運賃…830円
CPK…10.6円
(※Cost per Kilometer)