目次
お値打ちな近鉄特急
名古屋から大阪に行くには、大きく4つのパターンがある。
- 新幹線
- 近鉄特急
- 高速バス
- 在来線
時間と費用のバランスがちょうどいいなと思うのが、2番の近鉄特急だ。
チケットショップなどを使い、お値打ちに乗るとしたら、片道3,300円ほど、時間は2時間だ。
新幹線は1時間で到着するが、6,000円前後と近鉄の倍近い金額になる。
アーバンライナーか特急か
値段と時間のバランスがとれた近鉄特急で大阪に行くのだけれど。
有名な特急車両にアーバンライナーがある。
アーバンライナーなどの一部の特急列車には、ちょっと豪華な座席「DXシート」があるのだ。
名古屋-大阪間であれば、+510円の特別料金がかかるが。
よくある2人掛けのシートから、1人ずつの独立シートになったり、前後の間隔も広いので、頻繁に使っていた。
スタンダード特急が実は快適だった
おおよそのパターンだが、名古屋駅を〇時00分に出る特急はアーバンライナー、〇時30分に出る特急はスタンダードタイプの特急になることが多い。
今回、名古屋駅を11時30分に出発するのが時間的にちょうどよかったので、久しぶりにスタンダード特急に乗った。
いつもDXシートのアーバンライナーを使うのだが。
実はスタンダード特急のほうが快適かもしれないのだ。
便利な仕掛けが満載
スタンダード特急、今回乗ったのは22000系という車両。
これのいいところは、
- テーブルが広い
- テーブルが2つある
- コンセントがある
- 静かで快適
この4点が僕の高評価ポイントだった。
1.テーブルが広い
シートの後ろにテーブルが付いているのだ。
新幹線のようにテーブルが付いている。
しかも若干不安定ではあるが、Surfaceを置いて作業もできる。
このテーブル、アーバンライナーのDXシートにはついてない。
そもそもシートにはテーブルがなく、肘掛けのところから出てくるテーブルしかない。
2.テーブルが2つある。
新幹線のグリーン車のように、テーブルが2つついている。
メインのシート後ろのテーブルと、肘掛けから出てくるカクテルテーブル。
スタンダード特急といいながら、豪華な仕様になっている。
3.コンセントがある
各席にコンセントがあった。
「窓側の人だけ」とか「最前列だけ」ではなく、全席にコンセントが。
しかも刺しやすい位置に。
アーバンライナーにもコンセントはあるが、足元深くにしかない。
スタンダード特急、なかなかやりおるぞ。
4.静かで快適
これは主観でしかないですが、車両が新しかったからか静かでしたよ。
ゆっくり休むことができました。
隣の人との距離が気にならなければ大満足
唯一の欠点というか、DXシートとの違いは、隣や前後の人との距離。
シートが独立していないので、大きなおじちゃんが隣に座っていたら、ちょっと残念。
ただ、それを気にしなければ、特急としてのクオリティは高い。
新幹線よりも快適に移動できるし、価格も安い。
ということで、移動手段の選択肢には充分入ると思います。
今まで避けてきたスタンダード特急、意外とすげーヤツでした。