三島スカイウォーク(静岡県三島市)、日本最長の歩行者専用吊り橋から富士山を眺める

「日本一」という言葉に弱い。日本一の看板を背負っていればネタになるぞ！なんて安直に考えてしまうからだ。

国道1号線を静岡県側から神奈川県側に走っているときに見つけたのは「日本一の大吊橋」の文字だった。「三島スカイウォーク」という愛称で呼ばれているこの吊り橋。せっかくの機会なので立ち寄ることにした。

施設名(愛称)	三島スカイウォーク
営業時間	09:00～17:00
定休日	年中無休
入場料	大人1,100円、中高生500円、小学生200円
住所	411-0012 静岡県三島市笹原新田313
アクセス	沼津IC、長泉沼津ICより車で約15分(無料駐車場有り) JR三島駅よりバスで約20～25分
公式HP	https://mishima-skywalk.jp/

日本一の歩行者専用吊り橋

事前情報は何も無く、ただただ通りかかっただけだった。「もうすぐ箱根峠だぞ」と思いながらドライブしていたので、静岡県三島市にいることすら意識をしていなかった。
三島という地名もあまりご縁がなく、何度か乗り換えをしたことがある三島駅でもあるのかな、なんて思った程度。

その三島市には日本一の歩行者専用吊り橋があるという。正式名称を「箱根西麗・三島大吊橋」というらしい。
主塔と主塔の間が400mの歩行者専用としては日本一の長さを誇る。

吊り橋についても事前に解説があり、ケーブルやアンカレイジといったパーツも丁寧に解説されている。
そもそも観光用の吊り橋なので、観光客向けに細やかな案内がされているのだ。

入場料は大人1,100円と少しお高めな印象。ちょうどGo To イベントの対象だったこともあり、記念品がついて1,000円で入場することができた。

支払いはクレジットカードも対応しているので安心だ。

入場料を払って吊り橋に向かう。箱根西麓に建設された三島スカイウォーク、吊り橋を渡る前から景色を楽しめるのだ。
富士山だけでなく、三島市や沼津市、その奥には駿河湾も見ることができる。

また、観光施設として、吊橋として2017年度のグッドデザイン賞を受賞しているとか。

主塔の高さは44メートル、主塔間の距離は400メートルの三島スカイウォーク。
山の中に登場する大きな吊り橋、圧巻のサイズだろう。

吊り橋の歩廊面は風の影響を受けないようにグレーチング構造になっている。あちらの主塔まで400メートル、実際に歩いてみると、ちょっと距離がある。アパートの「徒歩○分」は1分あたり80m進む計算だとか。ということはあちらの主塔までは徒歩5分だ。

大きさだけで言えば、もっと巨大な吊り橋はあるけれど、三島スカイウォークは歩行者専用の吊り橋。
クルマや自転車が通るわけではないので、じっくりと渡ることもできる。

手を伸ばせば触れる距離にあるメインケーブルなどのパーツ、1基あたり800トンの張力がかかっているメインケーブルのアンカレイジなどを見ることができる。

観光用吊り橋なので、渡った先にあるのも観光用施設。
アスレチックやポルダリング、ジップラインなどを楽しむことができるのだ(別料金)。

他にもカフェやスカイウォークミュージアムも設置されている。

スカイウォークミュージアムでは、ジオラマをはじめ、吊り橋の構造や建設時の流れなどを知ることができる。

吊り橋を渡った先のエリアからも写真は撮れるものの、時間帯によっては逆光に。建物の写真は太陽次第のところもあり、訪問時間を選んでしまう。それにしても壮大な吊り橋に仕上がっている。

季節や天気、時間帯によっては富士山が綺麗に見えたり、サンセットを楽しむことができるらしい。

周辺マップなども用意されている三島スカイウォーク、スカイガーデンとよばれるお土産屋さんもある。
近くを通りかかったらふらりと寄ってもいいかもしれない。
山肌の様子や天気によっては素晴らしい眺めも期待できそうだ。

ギシギシ揺れたりするような吊り橋ではないし、吊り橋自体は高さ70メートルほど。そういうドキドキ感は少ないけれど、立派な建造物を間近で見られることへのドキドキ感でいっぱいだった。

施設名	三島スカイウォーク
営業時間	09:00～17:00
定休日	年中無休
入場料	大人1,100円、中高生500円、小学生200円
住所	411-0012 静岡県三島市笹原新田313
アクセス	沼津IC、長泉沼津ICより車で約15分(無料駐車場有り) JR三島駅よりバスで約20～25分
公式HP	https://mishima-skywalk.jp/