しっぱい、せいこう
失敗と成功は紙一重。友人に誘われて行った青森県十和田市。一番の失敗はレンタカーを借りなかったこと。
借りる準備はしていたものの、キャンセルしてしまった。十和田市街のことは良く知らないままに。
遠いバス停
公共交通機関を駆使すれば何とかなる。と思っていたが、現実は違った。
最寄のバス停から徒歩30分、スーパー、コンビニエンスストア、自動販売機さえも、随分と歩かなければいけない。
あるく
おかげで「歩く」ことへのハードルは下がった。ちょっと歩いてみようか。
カメラを片手に散歩に出かける。
街の時間
歩くことで感じられる街の時間。時速4kmで見る街並み。誰と一緒にいるわけでもなく、自分自身との会話。
スピードも大事だけど、一歩ずつ足の裏で感じることも大事なのだ。
「知らない」から「知っている」
十和田市をテーマに話をするとしたら、何分の話ができるだろうか。もしかすると、数秒で終わってしまうかもしれない。
大通りを歩いていると、歩道には蹄鉄が埋まっていた。馬の銅像もちらほら。十和田市って馬と関係が深いのだろうか。
「知らない」から「知っている」へ。十和田と馬の関係。
動いていることがちょうどいい
自分と対話するときに。散歩をする人もいれば、お風呂に入る人もいる。僕はじっとしていられない。サウナが窮屈なのは熱いからではなく、じっとしていないといけないから。
街を歩くことで、心身ともにリフレッシュする。
歩くことができる街
市役所の周りを5~6km歩くだけでも、いろんなスポットがある。美術館、図書館、文化センター。
地元のそれらとは雰囲気も趣も違う。土地柄の特色もあれば、センスが光るものも。
鉄道とはあまり縁がなさそうな場所にD51が展示してあったことは驚きだった。
知らない街で歩いてみたい
写真と共に残る記憶、何気ない日常の中にある空気。知らない街だからこそ気付くこと。全身のセンサーがワクワクするものをサーチしている。
心がすっきりするフォトウォーク。これからも続けていこう。