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サーバー、ちゃんと動いてる?
ホームページを公開するのに必要なモノの一つがサーバーです。
24時間365日、ずっと動いているサーバー。
普段は目に見えないところ、データセンターの中や配信室の中に格納されていることでしょう。
そのサーバー、機械モノなのでエラーが出たり、止まってしまったりすることがあります。
あなたの使っているサーバー、ちゃんと動いてますか??
サーバーが止まることがある
サーバーは、高性能なパーツや稼働するのに適した空間に置かれていることが多いです。
その用途から24時間365日動き続けることを前提としているから。
例えば、電源ユニットが壊れても大丈夫なように、2つついていたりします。
つまり、1台のサーバーから、電源コードが2本出ているわけです。
1つが壊れても、もう1つで動かせるように、保険がたくさん用意されているんですね。
そんなサーバーも止まることがあります。
物理的に止まることと、ソフト的に止まること。
物理的に止まるのは、機械の故障やケーブルの断線、めったにないですが停電の可能性も。
ソフト的に止まるのは、自動バージョンアップの仕組みを入れていたら、更新のタイミングでエラーになっていたり、本来動くはずのソフトウエアが止まったりする。
それとは別に、サーバーの力不足で止まっているように見えることもあります。
503エラー
サーバーのパワー以上に仕事を押し付けたとき。
特にWEBサーバーの場合は、アクセス過多で処理しきれなくなり止まることがあります。
朝の通勤ラッシュの時の改札みたいな感じですね。
スムーズに処理できない、いつもよりも時間がかかる。
そういったエラー、特に混みあっているときは、503エラーと呼んだりしますが、正常な動きをしていません。
アクセスがたくさんで、サーバーがいっぱいいっぱいになっているんですね。
いち早く異常に気付く仕組み
そんなエラーが出ているときに大事なのは、いち早く気付く仕組み。
「ヤバい、ヤバい、今エラー出てますよーー」
と、異常に気付く必要があるんです。
そういった異常発見システムを導入しましたので、ご紹介します。
シンプル監視の導入
さくらインターネットが提供している「シンプル監視」という仕組みです。
老舗中の老舗が提供している仕組みなんですね。
さくらクラウドの中にあるメニューから申し込めます。
有料だけどお値打ち
有料サービスなので、費用が掛かるんですが、そのコストは月21円。
毎月21円で、サポートしてくれるんですよ。
定期的にサーバー宛てに信号を送り、エラーが出ていたらメールなどで教えてくれる仕組みなんですね。
メールとSlackに通知がくる
そのお知らせも、メールかSlackで教えてくれます。
メールも複数箇所の設定ができますので、スマホとタブレット、とか仕事のPC宛てとか。
最近の便利ツール”Slack”にも通知が来るので、いつでも安心です。
大事なWEBサイトだからこそ
WEBサイトを作り出すと、趣味でブログを始めてみたりすると、それが子どもみたいな気持ちになります。
長い時間をかけて育てあげるような気になるんですよ。
そんな大事なWEBサイトだからこそ、エラーがあったときに早く対処してあげたい。
そのエラーに気付くために、シンプル監視という仕組みがあるんです。
問題は小さなうちに解決しておきましょう。
サーバーが止まるのは怖いから、すぐに気付けるように「シンプル監視」を導入しましょう。