いつからだろうか、駅が面白いと気付いたのは。
今回は京成本線の成田空港駅。
同じホームだけど、同じホームじゃない。京急蒲田駅のようで、西武池袋駅みたいで、分かる人には分かる構造だ。同じホームを分断して、1番線と3番線にわける。そんな感じ。
京成電鉄の空港アクセス特急「スカイライナー」はホームが分かれている。
目の前に改札があるが、既にここはホームの中。スカイライナーか、そうでないか、で分かれているのだ。まるで新幹線と在来線で分かれているかのように。
成田空港駅から京成本線で上野駅まで行く場合と、スカイライナーで上野駅まで行く場合では運賃が違う。そのためだろうか、中間改札機を設けて、運賃の精算をしていたのだ。
といっても、2020年2月16日からは、この中間改札が無くなり京成本線用の出口ができたのだけど。
ホームに降りてみると、目の前には成田エクスプレス。京成本線と隣同士のホームになっている。
この2番線は、京成本線のホームで、スカイライナーは止まらない。止まらないがその先にあるホームで止まる。
写真奥にある4番線に停車する。
つまりこのホームは、2番線と4番線がつながっている長い長いホームなのだ。
それを区別するためにも、柵で仕切られているのが分かる。1つのホームを2つのエリアに分けるのは、西武池袋駅みたいだ。京急蒲田駅も似たような作りだけど待避できる仕組みになっている。
柵の向こう側はスカイライナー。柵のこちらがわ、つまり2番線は通常の特急だ。ブルジョワエリアと一般エリア。そんなことを感じる作りになっていた。