名古屋から大阪 アーバンライナーに乗って

名古屋から大阪に移動するには。

  • 新幹線
  • 近鉄特急
  • 高速バス
  • 在来線

の4つから選ぶことが多い。

時間を重視するのであれば新幹線、コストを重視するのであれば高速バス。
その間にいるのが近鉄特急だ。

前売り券を買えば、新幹線でも往復9,150円で移動できるのだが、今回は近鉄特急に。

11:00近鉄名古屋発 アーバンライナーに乗車

名古屋から大阪までは近鉄特急で2時間7分。
昔はノンストップ特急だったが、今は全てのアーバンライナーが津に停まる。

近鉄名古屋駅構内にはファミリーマートがあり、駅弁も売っている。
お昼時なのでお弁当を買って。いざ乗車。

70周年ステッカー

アーバンライナーには見慣れないステッカーが。
なんでも70周年のステッカーらしい。

デラックスシートのポイント

名古屋から大阪方面に進んでいる場合、進行方向に向かって左側が1名がけ、右側が2名がけの1+2列シートだ。
2名がけといっても、独立したシートが2つ並んでいるので、3列シートの夜行高速バスのようなイメージ。

隣の人とぴったりくっつかなくていいので、一人客の利用が多いように感じる。
もっとも知り合い同士なら、多少くっついても気にならないし。

おおよそデラックスシートは1名がけのシートから埋まっていくのだ。
1名がけの席が全部埋まっていても、2名がけの席が8割ほど空いていることなんてざらにある。

ということは。
タイミングよくシートを予約すると、広々とした2名がけの席に座ることができる。
これは空いている時間帯の特権だろう。

今回予約した席は、6Cの席。
車両の中ほどにある2名がけの席の窓側だ。
この日は座席に余裕があり、隣、前後、左前、左後の席は誰も座っていなかった。
気にせずリクライニングができ、優雅に移動することができたのだ。

成功者のデザート「スジャータのアイスクリーム」

アーバンライナーには車内販売がある。
対象列車については、予約時に表示されているので確認いただきたい。

車内販売では、コーヒーやビール、おつまみ、お弁当の他にアイスクリームも売っているのだ。
スジャータのバニラアイス(290円)とオリジナル紙コップで提供されるホットコーヒー(300円)を注文し、素敵な食後のひと時を。

津を過ぎると、伊勢中川のカーブが待っている

11:00に近鉄名古屋駅を出発したアーバンライナーは、11:44に三重県の津駅に到着する。
程なくして出発すると、伊勢中川のカーブに差し掛かるのだ。

名古屋からの線路、伊勢志摩からの線路、大阪からの線路が、三角形につながっている箇所。
関東で言うなら、京葉線の二俣新町駅周辺のようなイメージだ。

 

名古屋から大阪方面に向かうときは、右に大きくカーブするので進行方向に向かって右の窓側に座っていると乗っている車両を見ることができる。
しかもデラックスシートは最後尾の車両なので、眺めが抜群なのだ。

トンネルが増え、情緒あふれる車窓に

伊勢中川のカーブを過ぎると、車窓の雰囲気は一気に変化。

三重の有名な温泉「榊原温泉口」や平井堅の歌でも有名になった「桔梗が丘」、奈良県のJR乗換駅「桜井」などを通り過ぎて行く。

トンネルが増え、通信環境が不安定に。
この時期の車窓は緑がいっぱいで、心地よくなる空間なのだ。
近鉄名古屋駅を出発してから1時間ほど、少しだけ眠くなってきたころだった。

奈良県の有名ポイント「大和八木駅」

毎時30分発の近鉄特急は停車する大和八木駅。

アーバンライナーが走る近鉄大阪線は東西に走っているが、ここに直交して近鉄橿原線が走っており、ちょうど十字になっている。
立体交差になっている大和八木駅は、京都方面、吉野方面に行く列車の乗り換えポイント。
進行方向右側に座っていると、駅を通り過ぎてすぐのところに、新ノ口連絡線を見ることができる。

また、この駅から出ている八木新宮バスは、日本最長の路線バスとして有名だ。
近鉄の大和八木駅と、JR新宮駅間を、166.9km、約6時間30分かけて結んでいる。
高速バスではなく、一般の路線バスとしては日本最長とのこと。

布施を過ぎると都会っぽさがやってくる

近鉄大阪線は河内山本駅で近鉄信貴(しぎ)線と、布施駅では近鉄奈良線とつながっている。
布施駅の立体交差をくぐったあたりから、あぁ大阪に来たんだなと実感できるような町並みに。

鶴橋、大阪上本町、大阪難波に到着

近鉄名古屋駅を出発してから2時間、まもなく鶴橋に到着する。
JRで大阪市内を移動するのであれば、鶴橋で乗り換えるのがベストだろう。
大阪環状線ともつながっているのでアクセス抜群だ。

今回は集合場所が心斎橋だったので終点の大阪難波まで。

大阪難波で下車して思ったのは、近鉄名古屋も大阪難波も地下ホームだということ。
キレイな写真を撮りたければ、津駅か鶴橋駅しかない。
かといって、普通の写真だったり、スマホで撮るぶんには充分なのだが。

生きることは動くこと

11:00に近鉄名古屋駅を出発し、大阪難波駅には13:07着。
2時間7分、190kmの移動だった。