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ルーヴルNo.9展
大阪駅に隣接している「グランフロント大阪」
ナレッジキャピタルイベントラボにて開催中のルーブルNo.9展
大阪に行く用事があったので、フラッと立ち寄ってみました。
会場内は、ほとんど撮影禁止。
当たり前といえば、当たり前なのですが。
というわけで、今回は写真少な目にお送りいたします。
No.9ってどういうこと??
タイトルでちょっと引っかかるところがあるだろう。
ルーヴルNo.9の「No.9」ってなんだ。
パンフレットによると、
フランス語圏では「バンド・デシネ(BD)」とよばれる漫画文化があります。
~中略~
フランスでは第9番目の芸術と位置付けられています。
とのこと。
バンド・デシネと言われる9番目の芸術を、ルーヴルというテーマで描いた作品。
それが今回の「ルーヴルNo.9」展となったわけです。
グランフロント大阪
大阪駅から見えるこの建物。
会場は北館なので、どんどん奥へ。
案内によると、地下1階で開催されているそうだが、チケットは1階で販売している。
今の時期は、大きなツリーのオブジェを目指せばいい。
すぐ隣にチケット売り場があるのだ。
エスカレーターで地下へ
このイベントラボの案内にそって進むと、ようやく入口だ。
入ってすぐのところだけ、写真撮影ができる。
素敵な作家の作品が勢ぞろい。
わくわくドキドキで先へ進もう
感想を、単刀直入に言おう
準備不足だとつまらない。
特に僕自身、特定の画家、作家、そういったものが好きというわけではなく。
かといって、美術に造詣が深いわけでもない。
一般の人が、これを観てどれくらい楽しめるだろうか。
ルーブル美術館の情景が出てきたり、有名な作品が出てきたりするが。
それを知らないと、楽しさ半減だろうなぁと。
例えば「モナ・リザ」
モナ・リザのほほえみにしても、誰がいつ描いたのか。
その時の時代背景や、その後の世の中の流れ。
そういったものを知っていれば、すごく楽しめるだろうと思ったわけです。
そうでなければ、漫画が何作品か飾ってあるだけ。
といった感想で終わってしまうでしょう。
そんな人でも楽しめるコーナーも
漫画の下書き、ラフ案と言えばいいのか。
実際に漫画家が描いたであろうその下書きが展示されていて。
その下書きをもとにできあがった作品が展示されていて。
ざっくり書かれた絵から、こんなに精巧な漫画ができるのかと。
建物の線の入りかた、人の表情。
下書きには、ささっと言葉で説明してある程度、ざっくり描いてある程度なのに。
漫画ってすげぇーと思った。
これが一番印象に残った。
特に坂本眞一先生の「王妃アントワネット、モナリザに遭う」
という作品。
下書きから、完成作品まで楽しめる。
そして、ヤマザキマリ先生の「美術館のパルミラ」
下書きの軽い感じとは打って変わって、完成品はすごく重いタッチになっている。
こんな思いが詰まっているなんて、、、、感動ものでした。
入場料は少し高めですが、楽しめるコンテンツがいっぱいです。
ぜひ、下準備、軽めの勉強をしてから、お越しくださいませ。
開催概要/アクセス
会期 | 2016年12月1日(火)~2017年1月29日(日) |
休館日 | 12/31、1/1 |
開館時間 | 11:00~18:00(入場17:30) |
入場料 | 一般・大学生1,600円、高校・中学生1,200円、小学生600円 |
住所 | 大阪府大阪市北区大深町3-1 |
アクセス | 各線「大阪」駅より徒歩3分
各線「梅田」駅より徒歩5分程度 |
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