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ウェブサイトを公開するには、レンタルサーバーが必要
一般的に、ホームページやブログを公開するにはサーバーというものを借ります。
レンタルサーバーと呼ばれることが多いです。
有名なサーバーのなかで、今回はファーストサーバーさんが運営されてるZenlogicをご紹介します。
Zenrogicの料金
提供している中で、一番お値打ちなのは、プランSの890円。
初期費用も掛からないので、非常にお値打ちなレンタルサーバーです。
ちなみに1か月ごと契約だと、1,186円/月です。
Zenrogicのスペック
ディスク容量は300GB
バーチャルCPUと1GBのメモリ
バックアップ、SSL付き
メールアドレス無制限取得、メールのウイルスチェックやSFTPでの接続、WAFの標準搭載など、一般的な機能を全て揃えています。
SSLサーバー証明書の持ち込みができたり、サーバー上で簡易ファイルサーバー機能が使えるあたりは、マニアックだなぁと感じています。
Zenlogicの使い勝手は
機能面では全く問題がないのですが。
Zenlogicのサイトにも書いてある通り「中小企業のためのレンタルサーバー」なんですね。
管理人や権限、ルートアクセスなど、細かく設定できますが個人ではそこまで必要なし。
一人で管理しているような場合は煩雑に感じてしまうかもしれません。
ただ、その人自身に何かあったとき用に、信頼できる人と共有するというのも、これからの時代は考えないといけないかもしれませんね。
WordPressはインストールに戸惑う
ただ、ワードプレスのインストールだけは、上級者向けです。
あるドメイン(http://example.com)にワードプレスをインストールしようと思ったら、デフォルトで
というディレクトリにインストールされてしまいます。
なので、管理画面とFTPから設定変更しなければいけません。
Zenlogicのヘルプにも書いてありますが、他のレンタルサーバーはそんなことなかったぞ。 というのが率直な感想です。
データベースも手動で起動、Webメールは各自インストール
例えばMySQLも、5.1と5.6を起動させるのが手動だったり。
色々な面で、細かい設定ができるようになっています。
また他のレンタルサーバーでは標準設定されているWebメールについても、標準オプションですがインストールする必要があります。
これも使う人によって、不要なサービスですので、選択できることはいいことですね。
結論
初心者にはハードル高め、不要な機能もたくさんあります。
中小企業向け、その他複数のサイトを複数で管理するような人にはありがたい機能がたくさん。
万人受けはしないですが、細かな気遣いのあるサーバーですね。
ワードプレスをバリバリやっていくなら「XSERVER」
初心者でウェブサイトやメールアドレスの管理なら「さくらインターネット」
複数サイトの管理や、細かな運用設定の必要があるなら「Zenlogic」といったところでしょうか。
便利になる一方で設定が煩雑になることもあるので、この先の自分のプランを決めておかないと難しいですね。
※追記 2018年7月8日 7:00
2018年7月6日20時より、大規模な障害が発生しているようです。
ウェブサービス、メールとも、使用できない/レスポンスが悪いとのこと。
サーバーの安定性、障害の少なさもサーバー選びの基本ですので、トラブル時の対応によっては選んではいけないサーバーになる可能性もあります。