2018年12月5日、近鉄からニュースリリースが発表されました。
チケレス割が12月で終了するにあたって、次に発表されたのは、大阪難波~近鉄名古屋の割引きっぷ。
乗車券+特急券が3,290円相当、定価は4,260円なので970円引、約22%オフになったのだ。
発表されている情報によると、この割引は2019年9月30日までとのこと(※2019年2月25日現在)
・プレスリリース(名阪チケレス割)
・プレスリリース(名阪ビジネス回数きっぷ)
定価 | 割引 | |
乗車券 | 2,360円 | 名阪ビジネス回数きっぷ 14枚23,600円 1,690円相当 |
特急券 | 1,900円 | 名阪チケレス割 1,600円(前日までに購入) |
合計 | 4,260円 | 3,290円相当 |
デラックスシート | +510円 | +510円 |
変わったのは、運賃と特急料金が別
運賃部分は回数券にて提供。10回分の運賃で14回の乗車券が。1回当たり1,690円相当
特急料金はインターネットによるチケットレスサービスで前日までの購入だと300円引きの1,600円になる。
デラックスシートは大阪難波~近鉄名古屋間で+510円
名阪まる得きっぷと違うところ
名阪まる得きっぷのときは、運賃と特急料金が1枚にまとまっていた。実際に使うときは有人窓口に並び座席指定を受けていたのだ。インターネットで特急券が買えるものの、名阪まる得きっぷには適用できなかったので、行列に並ばないといけなかった。
今回の回数券+チケレス割だと、特急の指定席はスマホで購入することができるから、行列に並ぶ必要が無い。これは利用者として大きなメリットだ。
旧チケレス割と違うところ
2018年9月からは名阪チケレス割が使えるようになった。1週間前までの購入で900円オフになる。問題は列車や座席変更ができないこと。払い戻し扱いになり500円必要だ。今回の名阪チケレス割は、3回まで列車変更できる。が、割引は300円オフに。当日購入の場合は100円オフに。
たぶん金券ショップが頑張ってくれる
個人的見解だけど、回数券は金券ショップで取り扱うのではないだろうか。1枚当たり1,690円、金券ショップの利益もあるので1,800円程度で売り出すのでは。どうなるかは、2019年1月7日以降のお楽しみ。リーズナブルに大阪に行けるなら、近鉄をもっと使うだろう。