曹洞宗大本山永平寺、朝の空気を楽しむ

曹洞宗大本山永平寺、朝の空気を楽しむ

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福井県の観光名所を挙げたとき、上位にランクインするのは吉田郡永平寺町にある永平寺。
曹洞宗の大本山、建物19棟が重要文化財となっている。
町名の「永平寺町」もこの永平寺から取られたのだとか。

福井駅からの直行バスがあったり、徒歩圏内にリーズナブルなコインパーキングがあったりと、アクセスには困らない。

途中ですごく気になる自動販売機が。
パンの宣伝をしているが売っているのはお菓子ばかり。

朝のお寺は清々しい。
なんというか、自然と背筋が伸びる感じがするのもいいところ。

この日は修学旅行か遠足か、小学生と思われる団体さまも。

16時までにこれば参拝できるが、朝の静かな時間がいいのだ。
高尚な時間で一日がスタートする。

館内を進み、2階に上がると傘松閣が迎えてくれる。
156畳の大広間だ。
天井には144人の画家による天井絵が描かれている。

天井の作りも面白い、こちらは1749年に建てられた山門。

参拝の順路には階段も含まれる。
なかなか急な階段で、息が上がってしまいそう。

法堂とは本堂にあたるもので、380畳の広さがあるという。
また、仏教寺院の主要な7つの建物「七堂伽藍」の中で、最も高いところに位置している。
自然の風景を感じたり、小鳥の声を聞くこともできた。

四季折々の様子が見られるそうなので、季節を変えて再訪するのもワクワクしてしまう。
新型コロナウイルス感染症対策のため現在は中止しているが、写経をすることや宿泊することもできるとか。
小さなころは全く興味がなかったが、こういう場所に積極的に行ってみたくなるのは、ずいぶんと成長したからだろうか。

ちょっとばかり背伸びして、高尚な時間を過ごす。
そんな体験ができたのだった。