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コールセンターのようなヘッドセットがほしい
オンライン会議や、ビデオ会議が増え、ヘッドセットが必要になった。
通勤で使っているBluetoothのイヤホンにはマイク機能もついているので、それをオンライン会議などに使うこともできる。
PCやスマホと連携させて、会議時にデバイス設定をするだけのことだが。
そのイヤホンで会議をしたくない。なぜなら耳栓のようなカタチをしているカナル型イヤホンだからだ。
Spotifyのように整った音楽を聴く分には問題ない。周囲の音が遮断され、質の高い音だけが流れてくるから、耳にとってのストレスは少ない。
これがオンライン会議だったらどうだろう。歪んだ音、ノイズ、相手の風きり音など、不快な音に溢れている。
その音を、わざわざ耳栓タイプのカナル型イヤホンで聴きたいとは思わないし、そもそもストレスなのだ。
オンライン会議をするなら、僕はコールセンターの人が着けているようなヘッドセットが欲しかった。
価格と見た目と性能のバランスがいい製品。それが今回購入したMPOWのBluetoothヘッドセットだったのだ。
オシャレになったMPOWのBluetoothヘッドセット
「コールセンターのようなヘッドセットが欲しい」という思いは昔からあったので、各社いろんなメーカーのものを探していた。
4年ほど前に見つけたのがMPOWのヘッドセットだ。片耳のオーバーヘッドタイプ。当時、社用スマホで電話をする機会が非常に多かったので、Bluetooth接続ができるヘッドセットを買った。
そのヘッドセットもくたびれてきたことから、新しいモノを。とりあえずMPOWのヘッドセットを調べてみたところ、良いモノに出合えた、ということ。
同梱品はUSBケーブルと説明書類
非常にシンプルなパッケージ。同梱されているのは充電用のUSBケーブルと、説明書だ。
本体の充電端子はMicroUSB端子、スマホのそれと同じなのだ。
自宅のデスクにも、会社のデスクにも、スマホ充電用のMicroUSBケーブルがあるので、充電設備には困らない。専用のプラグだったりすると、それだけで大きなマイナスになる。
説明書は英語表記だが、一般的なBluetoothのイヤホンと似たようなものだし、簡単な英語なので大きな問題はない。長押ししたらペアリンクする、というようなことが書いてあるだけだ。
選定時のこだわりは「片耳」「マイク」「価格」
僕がヘッドセットを選ぶ3つのこだわりは「片耳」「マイク」「価格」
通話程度で使うものなら、片耳ヘッドセットがいい。オンライン会議をしていないときでも、着けっぱなしのときがあるので、隣の席の同僚と会話をするとき、電話にでなければいけないとき、など片耳のメリットは大きい。
また、マイクは固いものがいい。耳の位置から飛び出ているマイクは、自由に曲げられるものと、カタチが固定されているものとある。単に見た目の要素だけで、固いマイクのほうがカッコいいじゃないか。シュッとしてるし。
ちなみにこのモデルのマイクは、ぐるっと一周するので、右耳をオープンにするか、左耳をオープンにするか、自由に選ぶことができる。
また、価格の面でも非常にこなれた商品だ。コールセンター機器で有名なJabraの商品だと数万円のモデルも。もちろん性能面や機能面の差はあるとしても、一般的なオフィスや自宅で使うならこの程度で充分。アマゾンで4,800円だが、クーポンがあったりタイムセールがあったりで、もう少し安く手に入る。思わず2つ買ってしまった。
ちなみにマイクの可動域はここまで、左右ともにこの位置までは動かすことができる。
クッション付き、長時間の使用にもやさしい
こめかみにあたる部分、耳にあたる部分はクッション付き。前モデルはこんなにふわふわしたクッションではなかったので、ありがたい改善点だ。
ちょうどいい具合にホールドしてくれる。
スピーカー部は小さめなサイズ。耳全体を覆うヘッドフォンタイプではなく、電話の受話器のようにちょうど耳の上に乗っかる感じだ。
ヘッドバンドのサイズも変えることができ、頭のサイズが違ってもフィットさせることができる。
見た目、機能、ちょうどいい価格に満足
プラスチック製なのだが、心地良い見た目でオフィスでつ買っても恥ずかしくない。
充電時に光るランプ、ボリューム調整のボタンなど、必要最低限のものをきっちり載せている印象。
これも前モデルからの改善点だが、充電端子のカバーが180°回転し、充電プラグが差し込みやすくなった。ゴムの弾力などで無理に戻ろうとすることもなく、素直に差し込めるのはいいポイントだ。
MPOWのBluetoothヘッドセットに大満足
在宅勤務が続き、オンライン会議が増え、電話でのやり取りも増え、MPOWのヘッドセットの出番は確実に増えた。そうやって頻繁に使っている中でも、トラブルもなく、音声の調子もいい。
音楽を聴いたりするには物足りないが会議にはピッタリだ。
マイナス点があるとすれば、電池の残量がざっくりしか分からないところ。あと何パーセント、あと何分、ということは分からず、気付いたら赤ランプが点滅している、ということも。
またオーバーヘッドなので、髪型に特徴がある人や髪型の意識が高い人には向かない。
それを除いたら、まったくもって問題ない、すこぶる調子が良い。
仮にこのヘッドセットが壊れてしまったら、同じモノをもう1つ買うだけのことだと思う。
このスタイルのヘッドセットに興味があるなら、間違いなくオススメできる商品だった。