「人生を変えるモノ選びのルール」を手にして #モノマリスト本

「人生を変えるモノ選びのルール」を手にして #モノマリスト本

2018-03-24
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モノ選びのルール、と言われて何を思い浮かべるだろうか。
割引シールが貼ってあるとか、とにかく超いいヤツとか。

昔はそんな基準でたくさんのモノを買っていたけれど、最近はちょっと変わってきた。
最近のモノ選びのルールは「ワクワクするか」「誰が作ったか」だったりする。

今回は「誰が作ったか」にこだわって、1冊の本を買った。

人生を変えるモノ選びのルール:思考と暮らしをシンプルに

「monograph(モノグラフ)」というブログを運営している堀口さんが書いた本。
“あの”堀口さんだからと思って買った。

何も考えずに買ったので、実のところタイトルも知らなかった。
Amazonの検索窓に著者名を入力したら出てきたから。

どんな中身かも分からず、でもそれが結果的にワクワクさせてくれる。
本屋さんで手に取るより、ワクワクしたのだった。

「モノマリスト」という考え方

ツイッター上では「#モノマリスト本」というハッシュタグがついてシェアされることが多い。

ミニマリストから、モノマリストへ。
好きなモノを手に入れて、人生は変わっただろうか。

独り占めしないこと

この本を読んでいて、一番響いたのはこれだった。

どうしても、僕自身が独り占めしてしまう。
僕は僕、他人は他人と。

「誰かに教えてあげたい」という気持ち、どこで落としてきたんだろうか。

手ざわり

もう一つ、キュンキュンきたワードがこちら。
「一見は手ざわりにしかず」

今回、この本はネット通販で購入した。
配送された袋から取り出したときに「おっ」と思った。

紙の質感にドキっとした。
表紙だけでなく、帯も同じ紙だろうか。

中を開いて読んでいくと「一見は手ざわりにしかず」
なるほどな。

店頭で手に取っていたら、手ざわりで本を買っていたかもしれない。

意外と本だった、読み応えあり

モノの紹介、レビューなのかと思ったら。
意外と本だった。

モノに対する思い、価値、基準。
堀口氏のインタビューを読んでいるかのように。

いいモノを手に入れたとき、そのアツイ思いをシェアできるだろうか。
いいモノに出会ったとき、冷静に判断できるだろうか。

平たく言えば「買い物指南書」
そこには収まりきらないパワーを感じる一冊。

一度手に取ってみてはいかがだろうか。
これは「紙の本」で読んでほしい、そんな手ざわりだった。