以前より使っているさくらインターネットのウェブアクセラレータ。専用サーバーでキャッシュされ、データ配信を肩代わりしてくれる。それにより、もともとのサーバーの負荷を下げられるのだ。
先日、そのサーバーに機能が追加され、ウェブアクセラレータ(CDN)経由で配信すれば、大きな設定などなくともキャッシュ配信できるようになった
諸条件はあるものの、コントロールパネルでキャッシュ設定するだけで、自動的にキャッシュされ、CDNより配信される。
以前は、.htaccessなどを使って、キャッシュするファイルの設定をしなければいけなかったが、今回の機能追加により不要に。
WordPressの場合では、大きな設定をすることもなく利用できるようだ。
ただ、コントロールパネル任せにすると、ウェブサイトの構成によっては問題が発生することも。それは公式HPにも書いてある。
デフォルトのキャッシュ期間を設定することで、簡単にウェブサイトのキャッシュの期間設定が可能になりますが、キャッシュすると問題になる個人情報が含まれたファイルやCookieもキャッシュされる可能性があります。
CDNを使うことによって、サーバーの負荷は下がる。従量制の料金は発生してしまうが、突発的なアクセス増などに備えることも大切なのではないだろうか。
さくらインターネットのウェブアクセラレータ(CDN)、料金も日本円だし、サポートも日本語。一度使ってみる価値はあると思っている。