季節限定で発売される青春18きっぷ。JRの普通列車や快速列車が1日乗り放題になるきっぷだ。5回分セットで11,850円、1回あたり2,370円だ。
普通列車と快速列車しか使えない青春18きっぷを、僕がなぜ使うのは。それは次の4つの理由があるから。この気持ちがある限り、青春18きっぷを使い続けると思う。
その4つの理由は
- コスト低減
- 日常の一コマを大切にしたい
- 自分と向き合う時間
- ブログに記事を書いているから
1.コスト低減
単純に移動コストが低くなる。
名古屋~東京間であれば、普通運賃6,260円のところが2,370円になる。
先日の名古屋~姫路を1日で往復すれば、往復9,500円が2,370円になる。
新幹線や特急が使えない問題はあるものの、納得の範囲なのだ。
名古屋~東京間であれば、新幹線より時間は4時間余分にかかるが、8,000円ほど安くなる。時給換算で2,000円というわけだ。もちろん疲労度やその他もろもろの条件を加味する必要はあるが。
2.日常の一コマを大切にしたい
新幹線の移動は、ちょっと特別だ。これから旅行に行くぞ、これから出張に行くぞ。そんな空気が伝わってくる。ディズニーランドのお土産袋をぶら下げていたり、大きなキャリーケースを引っ張っていたり。
そんな特別な日もいいけれど、いつも通りの日常と触れ合っていたい。スーパーの袋をぶら下げている奥さん、部活のバッグを担いでいる高校生。
窓から見える風景も、生活に溶け込んだ一コマだ。春になれば田植えをしていて、夏は盆踊りのやぐらが見える。
移動しているからこそ見えるその場の空気を感じたい。となれば、新幹線よりも在来線のほうが感じやすいのだ。
3.自分と向き合う時間
普通の時間が流れている車内で、自分自身と向き合うことができる。
見えるもの、聞こえる音、匂いや温度、湿度。
そういう刺激を受けながら、自分と向き合うことができる。
新幹線で移動するよりもストレスが多いのも事実。乗り換えも発生するし、非常に混み合うことも多い。
そういった場での自分自身を、じっくりと見つめなおせるかどうか。
移動時間は自分と対話するのにピッタリなのだ。
4.ブログに記事を書いているから
「生きることは動くこと」テーマにブログを書いている。青春18きっぷっていいよね。なんて記事を書いているなら、使ってみなきゃ!という気持ち。
時刻表があれば、それらしい記事を書くことはできるけれど、本当にそれでいいのだろうか。
実際に移動できたから、オススメできる。という気持ちを大切にしたい。
実際に、時刻表では博多から名古屋まで、青春18きっぷで移動できることは分かっていたが、挫折してしまったことだってある。
僕が切り取った世界の中で、しっかりと情報を伝えていきたいからだ。
青春18きっぷが全てじゃない
状況に応じてピッタリなきっぷを使いたい。時間や自分自身のコンディションにも大きく左右されるし、旅行のスケジュールにもよるだろう。
東京へ行ったとき、岡山へ行ったとき。
旅先で得られた刺激が強すぎるときがある。
それを整理するには、新幹線では時間が短すぎるのだ。ハレの日とケの日の移行期間として、少しばかりゆっくり移動するのもいいのかな。なんて。
実際に感じたこと、経験したことを、これからもお伝えしていきたいと思う。
2019年の夏も、無事に5コマ分使うことができた。僕の中のちょっとしたミッションとして、これからも続けていくだろう。