空き時間ができたら、カメラを片手に街を歩いてみる。
地元の雰囲気を感じられたり、ガイドブックには載っていないようなものに出合ったり。
そんな楽しみ方ができるのは、フォトウォークのいいところ。
今回は岐阜県高山市にある高山駅へ。
JR東海の中ではトップクラスと言っていいほど早い時間に電車が動き出すのが高山駅。
始発は04:44と、東海道線や中央線よりも早い。
駅前看板には、周辺の観光案内がされている。
古い町並や高山祭屋台会館など。
ただ、早朝からやっているところは少ない。
自動販売機が装飾されているのも、こういった地域の特徴。
ダイノックシートでも貼ってあるのか云々と気になってしまう。
趣のある看板や商店を発見すると写真を撮ってしまうのも癖だ。
そば&らーめん屋さん、床屋さん、写真スタジオなどなど。
高山市内を流れるのは宮川。
川が流れていると橋を撮りたくなってしまうもの。
もう少し天気がよければ、なんて思うけれど、事実としてこれはこれでいい。
高山駅からのんびり歩いて15分ほどで古い町並に到着。
いい感じの建物が並んでいる。
もう少し日中帯であればお団子屋さんや資料館が開いているのだけど。
早朝のメリットは人が少ないこと。
小さな頃は全く興味がなかった看板や説明もじっくり読むことができるようになったのは大人の余裕というヤツだ。
消化器ケースもデコレーションされている。
その隣も、何かをカモフラージュするものだろう。
仲の良い自転車もフォトスポットかもしれない。
この先にあるのは櫻山八幡宮と高山祭屋台会館。
朝は9時からやっているとのこと。
高山駅前に戻ってくると見慣れない軽自動車が。
オートシェアという超小型EVのカーシェアとのことだ。
駅前は濃飛バスが列を連ねていた。
高山市のバスといえば濃飛バス。
バスのラインナップもいろいろあるみたい。
高山駅は立て替えがあり、2016年には東西自由通路が完成した。
その通路の壁面には高山らしい展示がされている。
というわけで、高山駅に戻ってきた。
特急が止まる高山駅だが、自動改札はなく、列車がいない時間は改札も閉まっている。
そんな高山駅と、その周辺の町並みだった。
朝から約1時間の散歩と写真、こんな1日のスタートがなかなか面白い。