トヨタレンタカーの「片道GO!」は、乗り捨てされたレンタカーを回収するシステム。
どこかの誰かが、例えば東京で借りたレンタカーを名古屋で返却した際に、そのクルマを元の地域に戻さなくてはいけない。
それを利用者にやらせてしまおう!!というサービスなのだ。
車種、出発店舗、出発日時、返却地域が指定されており、料金は24時間利用で2,200円、48時間利用で4,400円と車種によっては格安に利用できる。
いつ、どこで、どんな車種をレンタルできるかは運次第となるが、条件にマッチすれば使わない理由はない。
ということで、今回は片道GO!を使って東京へ行ってきた。
名古屋で借りたハイブリッドのカローラツーリングは練馬ナンバー。
回送返却作業の一部を、有料で担当している、といったお気持ち。
予約時点で車種一覧があるので、違う車両になることはない。
今回は、カローラツーリングのハイブリッド仕様。
自分一人で移動する予定だったので、これで充分だ。
なかにはアルファードやヴェルファイアなどのミニバンや、ハイエースなどの商用車になることも。
エンブレムに青色の縁取りがあるのは、ハイブリッド仕様のポイント。
ボンネットの中は、至ってシンプル。
トヨタレンタカーは、きちんとメンテナンスされているので長距離の移動も安心感がある。
リアシートはフラットにすることも。
長尺モノの荷物やたくさんの荷物も運ぶことができる。
引っ越しで片道だけ使いたいときに、この片道GO!がマッチしたら、格安ですごく便利なのは間違いないが、運次第なので難しいところ。
レンタカーだからといって、一般車と大きな違いがあるわけでもなく。
チャイルドシート用のフックもあるし、リアのセンターシートも3点式シートベルト。
うまくいけば長距離の試乗気分で使い勝手を試すことも可能かもしれない。
レンタカーにはETCも完備。
こちらの車種は、オートでのハイビーム機能も備えている。
ドアミラーはドアロック連動式。
カローラツーリングも、ハイブリッド車の場合は電子式パーキングブレーキが備わっている。
また、ブレーキホールドの機能も。
もちろんカーナビも完備されているし、バック時にリヤモニターもある。
助手席のヒザのあたりには、USBポートを完備している。
そこにコードをさせば、Car Playも利用できた。
このあたりも市販車と変わらない。
いわゆる市街地を走り、高速道路を50kmほど走ったところ。
燃費は19.4km/lを表示していた。
そのまま高速道路をメインに418.4km。
トータル燃費は23.0km/lだった。
ストップ/ゴーがない中で、新東名の120km/h制限道路などをかっ飛ばしても、この結果は満足かもしれない。
というわけで、今回は五反田のトヨタレンタカーさんに返却。
お値打ちに利用できて大満足でした。