のぞみ203号で名古屋から新大阪へ、車窓を楽しみながら

のぞみ203号で名古屋から新大阪へ、車窓を楽しみながら

スポンサーリンク

新幹線の楽しみの一つは、車窓を眺めること。
時速285km/hで駆け抜けていく様子を、車内からじっくり見ることができる。

たまには仕事をしたり、一休みしたり、とあるけれど、車窓を眺めるのは楽しい。
というわけで今回は、名古屋駅を08:38に出発するのぞみ203号で新大阪へ。

のぞみ号の7号車はS Work車両で、モバイル端末を利用したり座席で通話することもできる。
この席はEXサービスを使って、わざわざ指定しないと選べない席なのだ。
駅の券売機や窓口では販売していないので、乗り慣れた人が多く乗っている。

そういった意味で、過ごしやすい車両なので、空きがあればここを指定することが増えた。

新幹線に乗ったらコーヒーを買うことができるようになったのは、ずいぶんと成長したからだと思っている。
最近ではコーヒーチケットもあるので、気軽に一杯。

駅弁を食べたり、コーヒーを飲んだりしていると、岐阜羽島を通過。
名古屋を出発して10分ほどしたタイミング。

岐阜羽島を過ぎてすぐ、三洋電機が建てたソーラーアークがある。
残念ながら、土地の売却、施設の解体も決まっている。

大垣を越えて垂井町へ。
しまむらの建物の横は国道21号線が走っている。
大阪方面に向かうとき、国道なら左手に見えるしまむらも、新幹線からは右手側に。

しまむらを見つけてから5分ほどしたら米原駅を通過。
のぞみ号は、岐阜羽島も米原も通過して、京都に向かう。

米原で同じ駅を使っていた在来線も、ほどなくしてお別れ。
在来線は琵琶湖側を、新幹線はそれよりも東側を併走し、南下していく。

米原を通過してすぐ、フジテックの活動拠点「ビッグウイング」が見える。
高さ170mのエレベータ研究塔が立派な目印。
エレベータ施設としては世界最大級の高さと規模で、13台のエレベータが設置されているとか。

いつもお馴染みセブンツーセブン化粧品さんの「727」看板。
最近は、沿線に太陽電池パネルも増えてきている。

あと30分もすれば、京都大阪のど真ん中を突っ切るのに、滋賀県内は田んぼに畑にローカルな雰囲気。

太陽電池が並んだ駐車場と、真っ赤なバスでお馴染みのP&G滋賀工場。
あの赤いバスは、SK-IIのラッピングバス。
世界中のSK-II商品は、この工場で作られるとかで。

在来線との距離もずいぶんと近くなったところ。
野洲の車両基地が確認できる。
網干総合車両所の野洲派出所として機能している。

プラスチック製品でお馴染みの積水化学工業の工場。

そのすぐ近くには日清食品の関西工場がある。

長いトンネルを抜けると、まもなく京都駅。
在来線の特急もよく見える。

大型船のような京都駅駅ビル。
ここまでくると、新大阪駅まではあともうちょっと。

京都と言えばオムロン。
新幹線からもオムロン京都センタービルが見える。

京都市から向日市に移ると、ニデックや佐川印刷がよく見える。

京都府内では新幹線と阪急が横並びになる。
工事の兼ね合いで、東海道新幹線開業前の線路を、阪急電車が走ったというのは有名な話。

阪急との併走区間を抜けると、新幹線がたくさん並ぶ鳥飼車両基地が見える。

その端っこは、大阪モノレールと交差しており、タイミングがよければモノレールの通過シーンも。

なんて、車窓を眺めていたら、あっという間に新大阪。
名古屋から新大阪はのぞみで50分。
車窓を眺めながらあれこれ考え事をしていたら、すぐだった。

新大阪止まりの新幹線は、乗客も少なめで名古屋から利用しやすい。
もちろん博多行きに乗っても新大阪にこれるけれど、岡山、広島、博多に行きたい人も乗っているので混雑するということ。

せっかく新大阪駅に来たんだから、山陽新幹線のレールスターは見ておこう。

もう一つは、立派なホームドア。
8両編成と16両編成の新幹線が停まるからこそ、どちらにも対応した巨大なホームドアを見ることができる。