「ホテルで暮らしてみる」ということ

「ホテルで暮らしてみる」ということ

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とりあえず3週間、ホテルに泊まってみることにした。
ホテル暮らしに憧れているとか、アーバンな生活とかではなく、二拠点生活のトライアルとして。

もっとラグジュアリーなホテルなら別かもしれないが、いわゆるビジネスホテルだったらどうなのか。
仕事をするのも、ゆっくり休むのも、自宅の方が設備が整っているけれど、何とかなるものなのか。

デスクは1つしかないから、仕事をしたり、ブログを書いたり、ゴハンを食べたり、全部この机でやらなきゃいけない。
ノートPC+モバイルモニタで何とかなるけれど、ウェブ会議用のカメラやスピーカー、電源コードなどなどの準備をすると、もう机はいっぱいいっぱい。
とはいえ、やらなきゃいけない仕事のときは、少々使い勝手が悪いほうが、集中して作業ができるし、集中しないとやっていられない。

セキュリティの都合でホテルのWi-Fiを使うことはないが、回線速度も充分なWi-Fiが設置されているとストレスフリーだ。

部屋にユニットバスはあるものの、大浴場があるのはすごく嬉しい。
お風呂掃除や、わざわざお湯を張る手間を考えると、自宅では湯船につからないこともあるけれど、準備されているお風呂には、頻繁に通うことができる。

お風呂が面倒だなーと思う理由は、お風呂を沸かす準備なのかもしれない。
施設内の大浴場なので、エレベーターで降りるだけ。
じっくりお風呂に浸かる時間も大切なひととき。

ベッドサイドにテレビがあるのも新鮮なもの。
自宅ではテレビはほとんど見ないので、ベッドでゴロゴロしながら深夜のバラエティ番組を見られるなんて、という気持ち。

モノがあったら、それを使ってみたり、試してみたりするんだろうけど。
コンパクトな部屋だけれど、いろいろと考えられている。

準備されていれば、というのはゴハンでも同じ。
エレベーターで降りれば朝食があるというのはすごくいい。
ビュッフェ形式なので、面倒なやり取りもない。

とりあえず着替えて、レストランに行く。
3週間もいれば、食べるものも決まってくる。
あまり頭が働いていなくても、ゴハンを食べることはできるみたいで。

ただ、ホテルの部屋にはキッチンがないので、朝から夜まで外食やお弁当ばかり。

というわけで、仕事をするか寝るかゴハンを食べるか。
と、シンプルな生き方ができるホテル暮らし。

定期的にルームクリーニングもあるし、余計なことを考えなくていいのは大きなメリットだ。
もし、アパートを借りて二拠点生活をしていたら。
いわゆる家事にあたる部分がたくさんあるので、こんなにスムーズにはいかないだろう。

ご飯を作ったらゴミの処理もあるし、お風呂掃除もシーツの洗濯も、そういうことがネックになりそうな予感。
二拠点生活のトライアルだったが、家賃だけで解決できない課題がいくつも見つかった。

たまには、気持ちをリフレッシュする意味も含めて、ホテルに泊まってみるのもいいのかな、というお気持ち。