新幹線の醍醐味は、車窓を眺めながら駅弁を食べること。
移動時間であり、休息時間であり、食事時間でもある。
朝一番だろうと、昼過ぎだろうと、駅弁を食べるのは楽しみでしかない。
今回のパートナーは「ひつまぶし巻き」
今回の旅のパートナーは名古屋だるまの「ひつまぶし巻き(1,100円・税込)」だ。
名前の通り、ひつまぶしが巻いてある駅弁。
駅の売店に売っている駅弁は、どれも食べたことがあるものばかりだったので。
普段は選ばないであろう「ひつまぶし巻き」にチャレンジ。
お飲み物は毎度おなじみ静岡茶。
普段の駅弁の半分
ひつまぶし巻きは、1本で475kcal。
ということは、よくある駅弁の半分のカロリーだ。
小腹が空いたときにはピッタリサイズ、いつものお昼ご飯だとちょっとものたりないボリューム。
今回は14時過ぎの新幹線だから、これでちょうどいい。
立派なおしぼりに感動
箱を開けたところ。
ひつまぶし巻きはビニールに包まれて登場する。
そして、何よりも嬉しいのは立派なおしぼりが付いていること。
駅弁のおしぼりは、ペラッペラの小さいヤツしか見たことがない!!
コンビニで付いてくるおしぼりの半分くらいのサイズで、ペタっと平たいアレだ。
が、ひつまぶし巻きには、喫茶店やファミレスでも出てきそうな、ちゃんとしたサイズのおしぼりが付いている。
これはポイントが高い。
駅弁だからいいじゃない
いろいろを勘案すると、全く問題ではないけれど、バラバラの太さに切られたひつまぶし巻き。
江戸前の旬の鱒之介が見たら、こっぴどく叱られそうだ、なんて思いながらも、これは駅弁だからいいじゃないか。
一口サイズになっているのは車内でも食べやすく、非常にありがたいもの。
具もちゃんと入っている満足度は高め
大きさがまちまちなのは、置いておいて。
味は控えめで上品な印象だった。
真ん中には細かく切ったウナギも入っている。
小袋に入ったわさびを付けて食べると、また印象ががらりと変わる。
そういえばひつまぶしって、薬味や出汁と一緒に食べることもあったなぁと。
ただ、駅弁なので、新幹線の中で食べるものなので、あれこれ開けたり、かけたりは避けたいもの。
寿司に付いてくるようなわさびは、開け方に失敗して飛び散った経験もあるので、より慎重になってしまう。
お腹の満たされ具合と価格だけで考えると、ちょっと割高な印象もあるけれども。
場所もとらずに手軽に食べられるものとしてはリピートしてしまいそう。
今回のようなお昼過ぎか、会食から帰る際に、あともうちょっと食べておきたかったタイミングにピッタリだと思う。