令和7年1月1日、株式会社井筒屋からリリースされたのは駅弁事業からの撤退だった。
長浜船着き場前で旅籠「井筒屋」として創業したのち、米原駅すぐそばに拠点を移された。
個人的にも米原駅は便利に使っており、在来線でも新幹線でも、またクルマで移動するときの乗り換えポイントとしてもお世話になっている。
そんな米原駅での楽しみは井筒屋さんの駅弁。
特に「湖北のおはなし」という駅弁は、季節によって内容が変わり、おかずもいっぱい。
京都までの18分、優雅なご飯タイムに。
駅弁「湖北のおはなし」
風呂敷で包まれたようなデザインも、旅のごはんをワクワクさせてくれる。
包みを開けた中もオシャレ。
ただの弁当箱!ではなく、デザイン趣向を凝らしてある。
夏の時期は枝豆ご飯。秋冬は栗ご飯、春は山菜ご飯だった。
メニューはただ箇条書きにしていあるわけでなく「おこんだて」として、地域のいろいろも教えてくれる。
満足できる枝豆ご飯
枝豆がちゃんと入っている枝豆ご飯。
パラパラと散らしてあるわけじゃなく、ちゃんと枝豆ご飯なのは期待を裏切らない。
煮物、焼き物と、おかずも贅沢に揃っているのがいい。
名古屋駅で駅弁を探すと、ボリュームたっぷりな味噌カツ!!みたいなのが多いから、こういったおかずは嬉しい。
あとちょっとは楽しめる井筒屋さん
時代の流れ、新しいものができれば、古いものが終わっていく。
令和7年3月20日までは駅弁事業をされるとのことだが、いつまで駅弁が買えるか明確な記述はなかった。
もしかしたら早めに終わってしまうこともあるし、材料や資材次第なところがあるかもしれない。
井筒屋さんの駅弁、あと何回食べられるか。