【企画展】草間彌生「わが永遠の魂」東京新美術館 ※開催終了

【企画展】草間彌生「わが永遠の魂」東京新美術館 ※開催終了

2017-02-25
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名前だけで攻めてみた

東京都港区六本木。
六本木駅から歩いて5分のところにある美術館。
そこで開催しているのは

草間彌生「わが永遠の魂」展

だ。
水玉とかぼちゃのイメージしかない草間彌生氏だが、その評価はすごく高いものだ。
「タイム」という雑誌では、2016年世界で最も影響力がある100人に選ばれるほど。

そのネームバリューだけで、今回は国立新美術館に駆けつけてみた。

 

いざ会場へ!混雑度は?

2017年2月22日から開催されている本展覧会。
最初の週末となる2月25日に行くことにする。

10:00開館のところを8:00頃から待つことに。
国立新美術館には入り口が2箇所あるが、今回は正門前で。
2箇所のどちらで並んでも同じタイミングで中に入れるようです。

 

開門は9:30の予定

展覧会会場は10:00オープンだが、その前の門は9:30にオープンとのこと。
チケットを持っていない人は、開門後にチケットカウンターへ。
既に持っている人は、そのまま会場の前へ進むこととなる。
インターネットでQRコードのスマホチケットが手に入るので、事前に購入しておこう。

さて、8:00に会場に向かったときには、既に1組待ち。
僕よりも20分ほど前に到着したそうだ。
その後、8:30頃に次のお客さんが。
早くから待つ人は遠方の人が多いようで。
前に待っていた人は浜松から、僕は名古屋、次の人は大阪から来たとのこと。

9:00を過ぎると、ちらほらお客さんが集まり、正門前入り口では9:30には30人ほどになった。

 

会場内へ入ってみると

いよいよ開場。
10:00少し前にオープンしたが、その時点では160人のお客さんが待っていたとのこと。
9:30を過ぎると、どんどんお客さんがやってくる印象だった。

さて、僕はQRコード入場券なので、スマホを片手に待機。
会場に入ると、音声ガイドの貸し出しコーナーがあります。

お値段控えめ550円。
中には、草間彌生さんが語る詩や歌も入っています。
ナレーターは土田大さんです。

 

入ってすぐには、横幅5メートルの富士山の絵が。
大きさ、色づかい、でこぼこ感など、圧倒される作品です。
お土産に、その富士山の手ぬぐいが売ってますよ。

 

メイン会場へ

メイン会場は連作展示。
ここはスマホ、携帯電話による写真撮影が可能です。

2種類のサイズのキャンバスが壁一面に展示されています。
大きなサイズは草間彌生さんより大きいそうで、194cm四方。
小さなサイズは162cm四方です。
合計132点、あとは中心にオブジェが数点。
このオブジェも迫力のある鮮やかな色づかいですね。

 

初期作品~ニューヨーク時代

あとの作品は写真撮影が禁止されています。
壁にある説明と、作品を存分に楽しめるコーナーですが。

意外や意外、初期の作品というのは趣が全く違いますね。
落ち着いた繊細なタッチ、抽象的でありながらモチーフが隠されているような。
そんな作品をご覧頂けます。

 

21世紀~帰国後の作品

展覧会も後半に。
この時代になると、よく知られているような草間彌生作品がたくさん登場しています。
南瓜をはじめ、水玉脅迫、黄樹リビングルームなど。
奇抜でポップな色調の作品に仕上がっていますね。

ようやく草間彌生氏に出会えたような、そんな安心感がありました。
生まれが種苗問屋の家だったらしく、かぼちゃに親しみを抱いているとのこと。
愛嬌のある形だと語っています。

 

 

お楽しみはミュージアムショップ

一通り、草間彌生作品を満喫したら、最後はミュージアムショップです。
ここは入場チケットが無くても入れるとのこと。
限定商品もたくさんあるそうなので、お買い求めくださいませ。

ミュージアムショップの店員さんに話を伺ったところ、人気のお土産は次の3つ!!

  1. コットンバッグ(500円)
  2. 富士山のクリアファイル(500円)と、手ぬぐい(2,400円)
  3. PUMPKIN紅茶(1,300円)

特に紅茶は容器がカワイイですよね。
他にも缶バッチやお菓子もたくさんあるので、どれにしようか悩んでしまいます。

お会計に30分ほどかかることもあるそうなので、早めにゲットしましょう!!

 

参加型作品

最後に、会場を出たところには、参加型作品も。
水玉のシールがもらえますので、それをみんなで貼って作品を仕上げていく。
これも、スマホや携帯電話でなら撮影が可能です。

 

感想

やっぱり草間彌生すげー。
迫力にやられてしまいそうです。
キャンバスにアクリル絵の具で描いた作品。
作品の線がシャープなんですよね。
水彩画みたいにボヤっとしていない、明るくてシャープな絵。

そこから伝わるパワーには、作者の年齢を全く感じさせません。
ただ、人気のアーティストなので、会場が非常に混雑している。
幅広い年齢層、趣味の方が集まるので、じっくり美術館を楽しみたい人は、時間や曜日を吟味されたほうがよさそうですね。
僕もそうですが、こぞってスマホで写真を撮らなくてもねぇという感想です。

でも作品は素晴らしかった。
会期は3ヶ月あるので、ミュシャ展と併せてもう1度は行きたいと思いました。

この記事は美術館内のCOQUILLEというカフェで仕上げたんですが。
アイスカフェオレ、美味しそうでしょ。
店員さんもスゴく素敵なんですよね。
ここもまた立ち寄ります。

 

開催概要

開催期間 2017年2月22日(水)~2017年5月22日(月)

休館日 毎週火曜日(※除く5月2日)

開館時間 10:00-18:00 金曜日、4月29日~5月7日は20:00まで開館 入場は30分前まで

入場料 一般…1,600円 大学生…1,200円 高校生800円 高校生無料観覧日等、各種割引有り

会場 東京都港区六本木7-22-2 新国立美術館 企画展示室E

アクセス 東京メトロ千代田線「乃木坂」駅直結 各線「六本木」駅 徒歩5分程度

東京都港区六本木7-22-2

 

リンク集

公式サイト:わが永遠の魂

会場:国立新美術館