カメラを持つようになって、人間らしく生きられるようになった #カメクラの沼カレ2021

カメラを持つようになって、人間らしく生きられるようになった #カメクラの沼カレ2021

カメラを手にすると、自分が人間らしくなる。と思うことが増えた。
美しいものがあれば足を止めてじっくり眺めてみる。
面白そうなものがあれば素通りせずに興味津々で覗きに行く。

受け身で楽しんでいたものも、少しずつ自分から一歩踏み出そうとするようになる。
デジタルなカメラが、人間らしさを教えてくれた。

なぜだか太陽を見ると元気になる。
初日の出を見るために、わざわざ富士山に登る人がいる。
初日の出だからといって、航空会社は初日の出フライトを用意する。

太陽にどんなパワーが秘められているか分からないけれど太陽を、しかも日の出を見るとなぜだか元気になれる。

いつからか、元気がほしい気分のときは日の出の時刻を調べてから寝るようになった。
早起きは嫌いなのに、目が覚めるのはどこか期待しているから。

もちろん明日の朝が、どんな天気なのか分からないけれど、それでも試してみる。
写真に撮ってみよう、なんて思うから早起きできる。

日の出の狙いどきは、ほんの一瞬。
太陽は思った以上のスピードで顔をだしてくる。

その一瞬を楽しむために早起きしてやろう、なんて思うのはカメラに生かされているからだと思う。

近くにお寺があると聞けば、早起きをしてかけつける。
お寺の朝は早く、張り詰めた空気が心地良い。

何か面白い写真でも撮れるんじゃないか、なんてカメラ片手に散歩してみる。
2月の朝はびっくりするくらい寒いけれど、8月の朝は気が緩んだように生暖かい。

北のほうに行けば寒いし、南のほうは暖かい。

その風景に足を止めることができるようになったのはカメラのおかげ。
目で見て、小鳥のさえずりを聞いて、土の匂いがして、温度や湿度、時間を感じる。
カメラでは映像しか伝わらないけれど、その場にいる自分は、五感が刺激されまくり。

ベッドの中で寝ていては感じることのできない刺激。

残念ながら日本は降水量が多い。
傘を持たない主義だから、雨が降ったら足止めをくらう。

そんなときでもカメラを片手にシャッターを切ってみる。
雨が降っていた事実しか残らないけれど、幾分か雨を楽しむことができる。
そのときは何も感じないのだけど、あとから見返すことができるのも写真のいいところ。

よくよく見たら、そこにはファミリーマートがあったりする。

一方で晴れの日はスキップしてしまうほど楽しくなる。
運動は嫌い、日光の下で遊ぶのも嫌い。

だけど、カメラを持っていたらフォトウォークくらいはしてしまうかもしれないし、写真を撮りに出掛けようみたいな気分にもなる。

あのビルの展望台からは、どんな景色が見られるんだろう。
なんて、ワクワクしながら前に進むことができる。

カメラと同じ目線になると、ふと童心に返ってしまうものだ。

夏の暑い日差しを浴びても。そこに被写体があれば文句も言わないで写真を撮っている。
でも夏は暑い、暑いことを身を以て感じることができる。

エアコンの効いた部屋で、ハーゲンダッツを食べている場合じゃなくて。
天気の良い日は、カメラを片手に外に飛び出さなきゃいけない。

涼しくなっても気は抜けず。
葉っぱが色付くシーズンになれば、天を仰ぎながら歩いてしまう。

落ち葉を踏む感触も、キンモクセイの香りも、夕方になると肌寒い気候も。
写真を撮っている人には記憶として残っている。

写真だけを見てもなかなか感じられないのが玉に瑕。

夕焼けを眺めながら、日の出があるなら日の入りもある。
なんて、今日の日の入り時刻を調べたり、チルアウトタイムを楽しんだり。

ただただ眩しい夕日だって、写真にとっては強めのスパイス。
太陽が沈みかけるころから、辺りが暗くなるころまで。
そういう時間をのんびりと楽しむことができるようになったのもカメラのおかげ。

結局のところ、言い訳をする材料がほしかったのかもしれない。
カメラがあれば、と理由にすれば、自分自身の一歩が踏み出しやすくなるのかもしれない。

そんなサンドバッグのような役割をカメラ氏には担ってもらいながら、ずいぶんと仲良く歩いてきた。
写真を撮っていなかったら、自然溢れる場所には行かないかもしれない、昼過ぎまで寝ているかもしれない。

なんだかんだでカメラが支えになって、人間らしく生きていけるのだ。
自分自身の生活を整えるため、そしてカメラを通じて仲良くしてくださっている仲間がいるから。

デジタルなカメラのおかげで、ずいぶんと人間らしく生きられるようになった。

コトバコのしむさん(@46sym)が毎年企画してくださるアドベントカレンダー。
カメラブログが沼へ突き落とす企画としてご用意してくださいました。

1stロールに参加する気マンマンでいたものの、あっという間に定員となってしまい、なんとか2ndロールにしがみついたところ。

しかも、前日に記事を書いたのはしむさんご本人ということで、バトンを頂戴しました。

気づいたら大変ご無沙汰してしまいましたが、元気に生きてます。 2021年は昨年以上にカメラに触れる事の少ない年になってし
kotoba-box.com

明日の2ndロールはnanoさんが書いてくれるということで、こちらも楽しみにしています!
しむさん、いつも素敵な企画、ありがとう!!

【1st Roll】カメクラが沼へ誘う Advent Calendar 2021
【2nd Roll】カメクラが沼へ誘う Advent Calendar 2021