アーバンライナーのデラックスシート!画像付き、料金+510円

アーバンライナーのデラックスシート!画像付き、料金+510円

2018-03-06
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生きることは動くこと。

名古屋と大阪を移動するとき、松コース、竹コース、梅コースがあるなら、竹コースは近鉄特急だろう。
近鉄特急にも何種類かあるが、今回は名阪特急のアーバンライナーに乗車する。

そうだ、アーバンライナーに乗ろう!

近鉄名古屋と大阪難波を中心に運行しているアーバンライナー、近鉄の21000系電車だ。
7:00~21:00までの毎時00分に近鉄名古屋駅を出発し、約2時間で大阪難波に到着する。

このアーバンライナーは、6両編成で運転されることが多く、その内の1両がデラックスカーになっているのだ。

まるでグリーン車、アーバンライナーのデラックスカー

名古屋~大阪間でプラス510円払うと、ちょっとリッチなデラックスシートに座ることができる。

  • 全席一人掛けの横3列
  • シート間隔が広い
  • 電動リクライニング
  • 読書灯付き

2時間の移動で+510円と考えると、ビックリするほど高くはない。

実際の席はどうなっているのか、画像で紹介しよう。

独立3列シートのデラックスシート

夜行バスの3列シートのように、仮に名古屋から大阪方面に向かうアーバンライナーだと、右2列、左1列の席になっている。
2列側の席も、一つ一つが独立した作りになっているので、圧迫感はほとんどない。

レギュラーカーでは定員が48人のところ、デラックスカーでは36人と、3/4になっているのだ。

コンセント付きのデラックスシート

列車にコンセントがあるのが当たり前になってきているが、アーバンライナーにもコンセントはある。
当初は無かったものの、後付けでしっかりとコンセントを準備してくれた。
ただ、一部の編成ではデラックスシートであってもコンセントが付いていない場合がある。
このあたりは運なのだろうか、特に時刻表などにも記載は無かった。

デラックスシートにはフットレストがある

足元にはフットレストがある。
手前に開くと絨毯の面が出てくるが、こちらは靴を脱いで使うとのこと。

ヘッドレストも上下する

頭の部分にはヘッドレストが付いている。
このヘッドレストの黒い部分が、少しばかり上下する仕組みに。
フィットするポイントを見つければ、長旅も快適なものに。

読書灯付

手元を照らしてくれるライト付き。
車内は間接照明で落ち付いた雰囲気なので、特に夜間に乗る際には重宝しそうだ。

リクライニングは電動

デラックスシートのリクライニングは電動。
ボタンを押すと、ゆっくり座席が倒れていく。

リクライニングのボタンの横にあるのは、先に紹介した読書灯のボタン。

ゆりかご型シートで、座面が沈み込む

背もたれの部分を倒すと、座面が沈み込み、身体が包み込まれるように倒れていくとのこと。
ちなみに、シートはこれくらい倒れる。

見た目はちょっとだが、座面も沈み込むので、心地いい空間になるのだ。

残念なのはテーブルが小さい

運賃、特急料金にプラス510円で使える快適なデラックスシートだが、一番の問題点はテーブルが小さいこと。
ひじかけの中にしまってあるテーブルは、半月状のカタチをしている。
ノートパソコンを置くだけのスペースがとれないことも。

作業メインで考えているなら、22000系の特急を選んだほうがよさそうだ。

※関連記事:近鉄特急か、アーバンライナーか

たまにはデラックスもいいよね

今回は非常に空いていたが、日曜日の夕方に大阪難波を出るアーバンライナーだとほぼ満席のこともある。
お値段以上の価値があると思っている人が多いようだ。

特に一人で乗る方が多いようで、C列の一人掛けシートは早い時間帯から無いことが多い。

名古屋から大阪に向かう時は、左側が一人掛け、右側が二人掛け(といっても独立席が2つ並んでいる)
大阪から名古屋に向かう時は、左側が二人掛け、右側が一人掛けになっている。

ちょっと疲れたとき、一人で移動するとき、優雅に過ごしたいとき。
たまには、デラックスシートもいいよね。

※本記事では便宜上、デラックスカーのシートをデラックスシート、レギュラーカーのシートをレギュラーシートと呼ぶことにしている。