2018年1月14日、原宿で開催されたグレープジュースの試飲イベントに参加してきた。トマトの加工食品が得意な日本デルモンテさんのクラウドファンディングの一環だ。
当日は日本デルモンテさんの生の声が聞けたり、実際に4種類あるグレープジュースを飲み比べることができたのだ。
目次
ジュースとは果汁100%%の飲み物を指す
普段、何気なく使っている「ジュース」という言葉。一般的には甘みのあるソフトドリンク全般をジュースと言うが、食品表示基準では果汁100%の飲み物を指す。
また果汁100%のジュースにも2種類の工程があり、濃縮還元タイプとストレートタイプがある。濃縮還元は絞った果汁を濃縮させ運搬し、水を加えて元の状態に戻したもの。香りや風味、果汁に近いのはストレートタイプのジュースだという。
2種類のブドウ「メルロー」「カベルネ・ソーヴィニョン」
ワインが好きな方ならピンとくるブドウの品種だ。どちらもワイン用に作られているブドウのため、甘みが非常に強い。ブリックス糖度22度程度だという。産地は南米チリ。まさにワインと同じブドウを使っているのだ。
2種類のブドウと、そのストレートタイプ、酸味を調整したタイプの計4種類を味わうことができた。甘みだけが際立ってしまうのでクエン酸でバランスを整えたのが酸度調整タイプ。
プロジェクトの裏側の話を聞かせてもらえる貴重な時間
クラウドファンディングのページには詳しく書いて会っても、やっぱりリアルな話は違う。3年ほどまえからブドウを探しに行っていた話や、次は何を開発していこうか、という話も聞くことができた。
現地の写真も見せて頂きながら、濃厚な100%グレープジュースについて教えて頂く。開発は原料に依存してしまうところもあるため、世界中の良い果実を探しに行ったとか。
4種類のグレープジュース、おすすめはメルローストレート
完全に個人の好みだが、僕はメルロー種のストレートタイプが好きだった。ふわっと包まれた甘みの中にもパンチがあるような、そんな印象だ。ブドウの粒をそのまま食べているみたいで、不思議な感覚だった。
ストレートタイプのグレープはちょっとした非日常感。こんな味があったんだ、と発見させてくれる。酸度調整されたものは飲みやすく、いつものグレープジュースに近いテイスト、上品なグレープジュースの味だ。
グレープジュースを使ったフィンガーフードも
試飲会に合わせてフィンガーフードの試食会も開催されたのだ。グレープジュースと赤ワインビネガーで作ったドレッシング、グレープジュースソースのローストビーフ、パンナコッタとグレープジュースゼリーのデザート。
甘みがしっかりあるグレープジュースだからこそ、飲むだけではなく料理にも使える。例えばプレーンヨーグルトにソースとしてかけて食べても美味しいとのコメントもあった。
ホンモノに触れる
ウマいものはウマい、丁寧に作られたものはウマい。そんな当たり前のことを再認識させてくれるイベントだった。ジュースの瓶を手に取ったワクワク感、コップに注ぐときの重たいジュースの弧、鼻に近づけたときの香りや甘みの層など、大切なときに、大切な人と飲みたくなるジュース。
クラウドファンディングは目の前に商品がないので、ドキドキしてしまうこともあるが、日本デルモンテさんの濃厚グレープジュースは絶品だった。
本プロジェクトは2018年1月30日、23時59分までだという。気になる方は一度プロジェクトホームページをご覧になって頂きたい。
貴重な機会、ありがとうございました。