青春18きっぷの時期でなければ、高速バスで移動することがコスト低減につながる。
ただそれは、目的地た東京駅や渋谷・新宿駅のときだ。
今回の集合場所は神奈川県・鎌倉駅。
バスの選択肢がなくなったので、在来線で向かうとしよう。
青春18きっぷの時期に比べてコスパは悪いけれど、逆に車内は空いていると予想。
最近のお気に入りは、豊橋まで新幹線を使う。その先は休日乗り放題きっぷで。
豊橋まで新幹線を使うのは、豊橋6時48分発の興津行き、豊橋7時11分発の熱海行きを狙うから。
特に7時11分の熱海行きは乗り換えなく熱海まで行けるメリットがある。
電車待ちの時間は、意外と無駄にできないのだ。
ただ、今回の到着後の予定を照らし合わせてみると、6時48分発の興津行きがベスト。車端部などのちょうどいいところに座れたら、それで行こう。
目次
名古屋06:20発、豊橋06:39着 ひかり500号
事前にチケットショップなどで購入した豊橋カルテットきっぷに、新幹線変更券をプラス。
1,400円で豊橋に向かう。
ひかり号なので自由席は1～5号車。土曜日の朝一番だが、空席ばかりだ。
豊橋には停まらないが、次発はのぞみ90号。東京駅に到着する時刻はひかり500号が8時13分、のぞみ90号が8時7分。6分差を我慢できるなら、始発のひかり500号を選ぶことも正解だろう。
今回も1号車に。豊橋駅で降りるのであれば、自由席であれば5号車にいるほうがいい。階段が近く、移動の手間もないからだ。僕が1号車に座る理由は、出発するときの新幹線の写真を撮りたいから。1両25メートルなので、余分に100m移動することになる。
いつも通り豊橋駅に到着。豊橋で下車する人は圧倒的に少ない。代わりに乗車する人はたくさんいる。
駅の売店なども既にオープンしているのでゴハンを買うことも可能。
この後すぐ、静岡方面に向かうので駅弁はおあずけ。乗り換え改札から東海道線を目指す。
豊橋06:48発、島田08:10着、普通列車興津行き
6時48分発にするか、7時11分発にするか。どちらの電車も、番線は違うが同じホームから出発する。
6時48分発の興津行きは空席多数。のんびりするのにピッタリな車端部も空いていたので、これに乗ることに。
終点の興津まで行ってもいいのだが、次に乗り換える列車は島田駅始発。というわけで、空いている(であろう)島田駅まで1時間20分程度ののんびり移動。
もし島田で下車せず、静岡より先まで乗車するのであれば、前よりの車両に乗っておこう。後ろの車両は静岡駅で切り離される。
この時期、この時間の東海道線は空いている。通勤列車に多く見られるロングシートの車両だったが、隣に誰も座ることがなく島田駅に到着した。
島田08:18発、熱海10:05着、普通列車熱海行き
島田始発の列車は充分に空いていた。大垣ダッシュ的なものもなく、乗り換え時間の間に化粧室に行ったり、改札口出てすぐのところにある売店に寄ったりすることもできる。
今回、豊橋から熱海の間は、休日乗り放題きっぷを使用。途中下車して、改札の外に行くことだって可能。
焼津駅を超えたあたりから、車内は混みだす。静岡駅では座ることができない。もっとも、隣の東静岡駅で多くの乗客が下車するのだけど。
富士山がよく見える東海道線。2時間ほどすれば熱海に到着だ。
熱海10:10発、大船11:05着、快速アクティー宇都宮行き
熱海から先はJR東日本。宇都宮まで走る快速アクティーが待っている。
多くの乗客が乗り換えること、熱海着が若干遅れることなどを考えたら、急いで乗り換えたほうがよい。ここで化粧室やお土産を、と考えるのはナンセンス。
大船までは約1時間。青春18きっぷで乗るときは東京や埼玉あたりまで2時間近く乗車するのでグリーン車自由席を選ぶこともあるが、今回は普通車に乗って。
端っこのほうまで行けば、空席はたくさんある。
大船11:07発、鎌倉11:14着、快速逗子行き
大船駅での2分乗り換えはやめたほうが無難だ。東海道線の遅れや、乗り換えの階段が遠いと間に合わない可能性あり。
と言っても、10分に1本くらいのタイミングで列車はくるので、焦ることもなさそうだが。
鎌倉方面へ行く快速が若干遅れていたこともあり、今回は問題なく乗り換えができた。
鎌倉までは2駅、7分の乗車。
初めての鎌倉、無事に到着することができました。
生きることは動くこと
名古屋→豊橋…新幹線(金券ショップ1,000円+400円)、豊橋→熱海…在来線(休日乗り放題きっぷ2,720円)、熱海→鎌倉…在来線1,170円
運賃…5,290円
距離…324.0km
CPK…16.3円
(※Cost Per Kilometer)
