減価償却資産の耐用年数表によると、パソコンの耐用年数は4年だ。もっとも、個人事業主には少額減価償却資産の特例があるので、消耗品扱いで処理することも多い。
耐用年数が4年だからというわけではなく、ただただ前のPCが、正確にはタブレットが、作業するのに厳しくなってきたので買い換えを考えていた。
以前使っていのはSurface3、プロじゃないSurfaceだ。simが刺さるということ、価格が安かったことだけで選んだようなSurface3、10万円前後だったと記憶している。CPUはAtom、RAMは4GBのマシンを使い続けていた。
非常に軽量で、MicroUSBで充電できたことから、持ち歩くには苦労しなかった。北海道から四国・九州まで付き合ってもらったSurface3だが、そろそろ限界。
ということで、今回購入したのはVAIOのSX14というモデルだ。
そういえば初めて買ったPCもバイオだった。2005年頃だったのでOSはWindows Me、PCカードスロットがついている時代だ。
選考基準は「LTE搭載」「端子が豊富」「カーソルキーの形」
モバイルマシンの買い換えを考えたとき、いくつかの条件があった。
譲れない条件が
- LTE搭載
- 端子が豊富
- カーソルキーの形
だ。これは譲れない。また、その他の条件としては
- 価格が20万円まで
- 解像度はFHD以上
- SDカードスロットがあるとよい
- 軽量モデル
などを考えていた。
LTE搭載
一番大事な選考基準はLTE搭載。
セキュリティ上の理由から、基本的に外部のWi-Fiには繋がない。それは有料であっても無料であっても同じだ。
接続しているWi-Fiは自宅、実家、会社の検証用回線。自宅と実家のWi-Fiは僕が管理しているし、会社の検証用回線も管理者は僕だから。検証用といっても、いわゆる普通のインターネット回線。終端装置-ルーター-アクセスポイントという簡素な構成だ。
とすれば、電車の中で、カフェで、ホテルでPCを使う際、どうやってインターネットに接続するのか。を解決してくれるのがLTE搭載だった。
もちろんWi-Fiルーターを使ったり、スマホのテザリングを使ったり、ということも可能だが、その一手間が面倒だと感じるのでLTE搭載のPCに絞って選定を進めた。
端子が豊富
PCを持ち歩く理由のひとつは自宅外で作業をすること。ブログの更新やライターの作業をするのに、持ち運びPCがあると便利だ。
また、それ以外の理由として、セミナーなどで発表する機会があるということだ。多くの場合、プロジェクターが設置されており、スライドショーを投影しながら発表する。
その際にHDMIケーブルやVGAケーブルを接続しなければいけない。
最近のPCでは、そういった各種端子が省かれており、代わりにディスプレイアダプターのような変換アダプタやUSB Type-Cのドッキングステーションを別途用意しなければいけない。
LTEのときもそうだったが、そういった周辺機器のごちゃごちゃが面倒なので、HDMIやVGAの端子がついているモデルが欲しかったのだ。
カーソルキーの形
3つめの条件として非常に気にしていたのはカーソルキーの形だ。
いろいろなメーカーのノートパソコンを触ってきた中で、ストレスを感じることが多かったのがカーソルキー。
凸のような形で配置してある、もしくは左/右のキーが大きめに配置されている場合は問題がないのだが。
左/右キーの上にページアップ/ダウンキーを配置しているノートパソコンが非常に多い。
つまり
ページアップ|上|ページダウン
左|下|右
と配置されている。これがストレスなのだ。
左右にカーソルを動かそうとキーを押すとき。丁寧に押さないとページアップ/ダウンしてしまうタイプミスが起きる。それがものすごくストレスだったのだ。
だからカーソルキーの形は重要な選定ポイントに挙げていた。
その他の条件
その他の条件としては、価格は20万円程度までに収めたい、画面はFHD以上、SDカードスロットがあると嬉しい、持ち運び用なので軽いモデルを希望。
細かな希望を言えばキリがないが、優先順位を下げていくつも選定条件を並べていた。
選定の結果はVAIO SX14
前述の条件を満たすモデルを探したところ、選択肢は2つまで絞られたのだ。
ひとつは、HP EliteBook 830 G6、もうひとつがVAIO SX14だった。
機能や価格を比べると、HPのほうが有利だった。
同じようなスペックで、HPは15万円前後、VAIOは20万円前後だった。
ちょっと高いVAIOだったが、最後の決め手は重さだ。
HPは約1.5kg、VAIOは約1.0kg。以前のSurface3がキーボード込みで1kg程度だったので、500gの差は大きい。
最終的にスペックの調整をしてVAIO SX14を購入するに至ったのだ。
送料などを含めて186,743円、無事に予算内でフィニッシュだ。
どこまで使い倒せるか。もう少し落ち着けば、またあちこち出掛けたいし、たくさんの記事を作っていきたい。
新しいパートナーを振り回して、どんどん積み上げていければと思っている。
既に手元に届いているので、使用感やレビューはまた改めて。