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名前だけで攻めてみた
東京都港区六本木。
六本木駅から歩いて5分のところにある美術館。
そこで開催しているのは
草間彌生「わが永遠の魂」展
だ。
水玉とかぼちゃのイメージしかない草間彌生氏だが、その評価はすごく高いものだ。
「タイム」という雑誌では、2016年世界で最も影響力がある100人に選ばれるほど。
そのネームバリューだけで、今回は国立新美術館に駆けつけてみた。
いざ会場へ!混雑度は?
2017年2月22日から開催されている本展覧会。
最初の週末となる2月25日に行くことにする。
10:00開館のところを8:00頃から待つことに。
国立新美術館には入り口が2箇所あるが、今回は正門前で。
2箇所のどちらで並んでも同じタイミングで中に入れるようです。
開門は9:30の予定
展覧会会場は10:00オープンだが、その前の門は9:30にオープンとのこと。
チケットを持っていない人は、開門後にチケットカウンターへ。
既に持っている人は、そのまま会場の前へ進むこととなる。
インターネットでQRコードのスマホチケットが手に入るので、事前に購入しておこう。
さて、8:00に会場に向かったときには、既に1組待ち。
僕よりも20分ほど前に到着したそうだ。
その後、8:30頃に次のお客さんが。
早くから待つ人は遠方の人が多いようで。
前に待っていた人は浜松から、僕は名古屋、次の人は大阪から来たとのこと。
9:00を過ぎると、ちらほらお客さんが集まり、正門前入り口では9:30には30人ほどになった。
会場内へ入ってみると
いよいよ開場。
10:00少し前にオープンしたが、その時点では160人のお客さんが待っていたとのこと。
9:30を過ぎると、どんどんお客さんがやってくる印象だった。
さて、僕はQRコード入場券なので、スマホを片手に待機。
会場に入ると、音声ガイドの貸し出しコーナーがあります。
お値段控えめ550円。
中には、草間彌生さんが語る詩や歌も入っています。
ナレーターは土田大さんです。
入ってすぐには、横幅5メートルの富士山の絵が。
大きさ、色づかい、でこぼこ感など、圧倒される作品です。
お土産に、その富士山の手ぬぐいが売ってますよ。
メイン会場へ
メイン会場は連作展示。
ここはスマホ、携帯電話による写真撮影が可能です。
2種類のサイズのキャンバスが壁一面に展示されています。
大きなサイズは草間彌生さんより大きいそうで、194cm四方。
小さなサイズは162cm四方です。
合計132点、あとは中心にオブジェが数点。
このオブジェも迫力のある鮮やかな色づかいですね。
初期作品~ニューヨーク時代
あとの作品は写真撮影が禁止されています。
壁にある説明と、作品を存分に楽しめるコーナーですが。
意外や意外、初期の作品というのは趣が全く違いますね。
落ち着いた繊細なタッチ、抽象的でありながらモチーフが隠されているような。
そんな作品をご覧頂けます。
21世紀~帰国後の作品
展覧会も後半に。
この時代になると、よく知られているような草間彌生作品がたくさん登場しています。
南瓜をはじめ、水玉脅迫、黄樹リビングルームなど。
奇抜でポップな色調の作品に仕上がっていますね。
ようやく草間彌生氏に出会えたような、そんな安心感がありました。
生まれが種苗問屋の家だったらしく、かぼちゃに親しみを抱いているとのこと。
愛嬌のある形だと語っています。
お楽しみはミュージアムショップ
一通り、草間彌生作品を満喫したら、最後はミュージアムショップです。
ここは入場チケットが無くても入れるとのこと。
限定商品もたくさんあるそうなので、お買い求めくださいませ。
ミュージアムショップの店員さんに話を伺ったところ、人気のお土産は次の3つ!!
- コットンバッグ(500円)
- 富士山のクリアファイル(500円)と、手ぬぐい(2,400円)
- PUMPKIN紅茶(1,300円)
特に紅茶は容器がカワイイですよね。
他にも缶バッチやお菓子もたくさんあるので、どれにしようか悩んでしまいます。
お会計に30分ほどかかることもあるそうなので、早めにゲットしましょう!!
参加型作品
最後に、会場を出たところには、参加型作品も。
水玉のシールがもらえますので、それをみんなで貼って作品を仕上げていく。
これも、スマホや携帯電話でなら撮影が可能です。
感想
やっぱり草間彌生すげー。
迫力にやられてしまいそうです。
キャンバスにアクリル絵の具で描いた作品。
作品の線がシャープなんですよね。
水彩画みたいにボヤっとしていない、明るくてシャープな絵。
そこから伝わるパワーには、作者の年齢を全く感じさせません。
ただ、人気のアーティストなので、会場が非常に混雑している。
幅広い年齢層、趣味の方が集まるので、じっくり美術館を楽しみたい人は、時間や曜日を吟味されたほうがよさそうですね。
僕もそうですが、こぞってスマホで写真を撮らなくてもねぇという感想です。
でも作品は素晴らしかった。
会期は3ヶ月あるので、ミュシャ展と併せてもう1度は行きたいと思いました。
この記事は美術館内のCOQUILLEというカフェで仕上げたんですが。
アイスカフェオレ、美味しそうでしょ。
店員さんもスゴく素敵なんですよね。
ここもまた立ち寄ります。
開催概要
開催期間 2017年2月22日(水)~2017年5月22日(月)
休館日 毎週火曜日(※除く5月2日)
開館時間 10:00-18:00 金曜日、4月29日~5月7日は20:00まで開館 入場は30分前まで
入場料 一般…1,600円 大学生…1,200円 高校生800円 高校生無料観覧日等、各種割引有り
会場 東京都港区六本木7-22-2 新国立美術館 企画展示室E
アクセス 東京メトロ千代田線「乃木坂」駅直結 各線「六本木」駅 徒歩5分程度
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