青春18きっぷで名古屋から東京へ、浜松-富士をワープして(2019年春)

青春18きっぷで名古屋から東京へ、浜松-富士をワープして(2019年春)

2019-04-03
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1回(1日)あたり2,370円相当でJR各線の普通列車や快速列車に乗れる青春18きっぷ。東京渋谷で約束があったので、3月29日(金)に使ってみた。平日の午後に東京方面へ向かった乗り継ぎや、混雑状況をお伝えしたい。

当日のタイムスケジュール

午前中の予定が長引き、出発は13時20分。約束の時間に間に合わないため、途中で新幹線を使い、ワープすることを決めていた。前回同様に熱海~品川間、もしくは静岡~三島間が有力候補なのだが。

金山(13:20)-新快速 豊橋行き-豊橋(14:09)
豊橋(14:24)-普通 浜松行き-浜松(14:59)
浜松(15:12)-ひかり470号 東京行き-静岡(15:32)
静岡(15:40)-ふじかわ9号 甲府行き-富士(16:07)
富士(16:16)-普通 熱海行き-熱海(17:01)
熱海(17:04)-快速アクティー 小金井行き-品川(18:29)
品川(18:33)-山手線外回り-渋谷(18:46)

となった。結局のところ、浜松~静岡、静岡~富士をワープに使ったのだ。
スタート時刻は3月9日の移動と偶然にも同じになった。そのときの記事はこちら。

青春18きっぷで名古屋から熱海まで乗り換え1回、土曜日の午後に出発!

青春18きっぷを使って東海道線を移動。愛知県名古屋市の名古屋駅から、静岡県熱海市の熱海駅まで。
blog.aco-gale.com

金山(13:20)-新快速 豊橋行き-豊橋(14:09)

2週間前の土曜日と似たようなタイムスケジュール。浜松までは同じ時刻だ。
金曜日の13時過ぎはサラリーマンも多く、学生は春休み。思ったよりも混雑していたが座ることができた。

いつの間にか金山駅の行先表示も変わっておりNEC製のモニタに。横長の表示板でなくなってしまったのは少し寂しい。

6両編成の313系1500番台に乗って。約50分で豊橋駅に到着。

豊橋(14:24)-普通 浜松行き-浜松(14:59)

豊橋では6番線に到着。乗り換える予定の列車は8番線から。跨線橋を渡り8番線へ。ダイヤ改正前だったからなのか、土曜日だったからなのか。3月9日は豊橋行き列車が、そのまま浜松行き列車に変わり、乗り換えがなかったのだけれども。

静岡地区は211系列車が走っている。豊橋~浜松は35分程度。「座れたらラッキー」くらいな感覚での移動だ。列車が到着する前から乗客が列をなす。

無事に座ることができたが、車内は混雑し始めた。とはいえ、座席にまだまだ余裕があるので座ることはできる。

浜松に到着。ホームが変わるので、乗客が一斉に移動。乗りたい列車は15時11分発の熱海行きなのだけれど。

この列車に乗れば、寝ているだけで熱海まで行けるのだ。

浜松(15:12)-ひかり470号 東京行き-静岡(15:32)

実は15時11分発の熱海行き列車は非常に混雑していた。座席は空いておらず、リュックが邪魔になるかも、と気を遣うくらいの混み具合。

急いでワープ案を検討する。頭の中に入っている案は2つ。
案1…浜松~静岡間を新幹線利用
案2…浜松~静岡、静岡~三島間を新幹線利用。
これは3月9日の移動時に悩んでいたので楽勝だった。案2も静岡駅で7分停車するので分割購入して、改札を入りなおすこともできる。(その必要があるかどうかは別にして)

案1は2,300円、案2は4,230円だった。その差1,930円。本当は案1を選びたいのだけれど、そこに問題が。

乗り換え時間1分は無理だろ

浜松を15時12分に出発するひかり470号が静岡駅に到着するのは15時32分、静岡駅から先の在来線で、渋谷の予定に間に合うのは静岡15時33分発。

新幹線から在来線の乗り継ぎで1分は無理だ。と、案1を諦めかけたとき。
15時40分発の特急ふじかわの存在を知る。

この特急ふじかわに乗ると、富士駅に16時07分に到着する。静岡駅を15時33分に出発する在来線は、興津でふじかわに追い抜かれ、富士駅に16時13分着。
ということで、1案と2案の折衷案で、新幹線+特急の組み合わせに。

料金は、運賃1,940円、新幹線特急券自由席980円、ふじかわ特急券自由席370円(乗継割引)で、合計3,290円だった。

浜松駅を出るとすぐ見えるのはアクトタワーとアクトシティー。浜松駅前の高層ビルだ。

浜松らしいヤマハの工場が見える。いつもは進行方向に向かって右側に座ることが多いので、左側の景色が新鮮。

この建物を見つけると、まもなく掛川駅。ドームのような、アンテナのようなものが屋上に設置されている。

あっという間に通過。掛川の次は静岡駅だ。

静岡駅直前で見つけたのは乗りたかった在来線、普通列車の熱海行き。これに乗りたいのだけど、乗り換え時間が少ないので富士まで行くことにしている。

というわけで、無事に静岡駅に到着しました。新幹線は速いし早い。あっという間に到着する。

もしかしたら間に合ったかも疑惑

静岡駅に到着し、在来線乗り換え改札へ。目の前の掲示板には15時33分の列車が表示されています。時計は15時35分、2分遅れのようですね。ダッシュしたらこれに乗れたんだろうな。

でも、在来線特急の乗継割引を使うには、新幹線きっぷを買うのと同時じゃないと適用されないので、初めに決めておく必要がある。

静岡(15:40)-ふじかわ9号 甲府行き-富士(16:07)

静岡駅からは、予定通りに特急ふじかわに乗ることに。3両編成のふじかわ、1両が指定席、2両が自由席となっている。金曜日のふじかわ9号は十分空いていた。とは言え、僕が乗ったのは静岡~富士間だけなのだが。

興津駅で追い越した”あの”熱海行き!!抜きつ抜かれつで、富士駅で待ち構える。

ということで、まもなく富士駅。運転席が丸見え過ぎて恥ずかしいですよね。

ふじかわは、富士駅で進行方向を変える。身延線経由で甲府まで行く特急だ。

富士(16:16)-普通 熱海行き-熱海(17:01)

やっと君に会えた。静岡駅で見かけてから45分、この列車に乗りたかったのだ。平日だからなのか車内はガラガラだった。
浜松駅での混み具合からは想像できないほど。浜松駅の駅員さんは「春休みだから、混みあいますよ」と言っていたのだけれど。

寝ころばないですが、寝ころんでも怒られないくらい空いている。ここまで調子がいい。

熱海(17:04)-快速アクティー 小金井行き-品川(18:29)

熱海駅での乗り換えは3分。ギリギリなので早足でホームを移動。とは言え、多くの場合で接続を待ってくれる。

土日のそれは座席の奪い合いがあるくらい混雑しているけれど。今日は快適そのもの。平日の移動なら、在来線もありかもしれない。

車窓から桜を眺めながら、電車の中でお花見を。贅沢な楽しみ方。

気付いたら品川駅だ。快速アクティーは乗り心地もよく、快適な移動だった。が、1時間半はそれなりに長い。少しだけ眠って体力回復ができた。

品川(18:33)-山手線外回り-渋谷(18:46)

いよいよ最後の列車。山手線に乗れば渋谷まであと少し。2018年度最後の営業日、東京の電車は非常に混みあっていた。と言いつつも、平日夜の山手線に乗ったことがないので、これが混んでいるのかいつも通りなのか、判断は難しい。

渋谷駅で下車したが、鬼のように混んでいる。東京はやっぱりすごいところだ。

生きることは動くこと

青春18きっぷで名古屋から東京へ
運賃…2,370円相当+3,290円(運賃1,940円、新幹線980円、ふじかわ370円)
距離…369.7km
CPK…15.3円
(※Cost per Kilometer)