香川県で開催されたWordCamp男木島が終わったあと、名古屋に帰るためにジャンボフェリーを利用した。
WordCamp男木島に参加!!魅力たっぷりなイベントだった #WCOgijima
高松港から神戸港まで4時間ほどで運行しているジャンボフェリー。
その中でも夜中01:00に出発する便は、有料個室を使うこともできる。
2ヶ月前から予約できる有料個室を使い、高松→神戸のジャンボフェリーに乗船してきた。
公式サイト:https://ferry.co.jp/
目次
高松駅前バスターミナルからジャンボフェリー専用バスに乗ろう
高松駅からジャンボフェリー乗り場までは4kmほどある。
無料の専用バスが出ているので、徒歩で乗船するならこれを使おう。
時間になったら高松駅のバスターミナルにやってくる。
特に案内もなく、整理券や運賃もない。
定刻になったらドアが閉まり専用バスが発車、なかなかアグレッシブな運転をするバスだった。
迫力に圧倒されるジャンボフェリー乗り場
バスは待合室の目の前に停まるのでアクセス抜群。
周囲には、乗船待ちのトラックがたくさん停まっている。スケールの大きさにびっくりするところだ。
待合室はキレイ、自販機はあるけれどコンビニは遠い
冷房完備の待合室。
よくあるベンチが並んでいる。ジュースの自動販売機があり、値段も市場価格。
立ち席にはなるが、スマホの充電コンセントも設置されている。
スペースが小さいので作業はできないが、充電だけなら問題なし。
ちなみにWi-Fiも飛んでいるようなので安心だ。
チケットは24:00から発売
乗船のみのチケットは自動券売機で売っている。
今回は有料個室を使うことに。事前に予約しているが、チケットの引き換えは24:00からだった。
窓口で予約番号と名前を伝え、チケットと部屋の鍵を手に入れる。
ちょっと気分が高まるとき。この日の予約状況を聞いてみると満室とのこと。連休は休み前は要注意だ。
折り返しのフェリーが到着
01:00出発のフェリーは、神戸を19時過ぎに出発したフェリーの折り返し便。
チケットを購入したころに、フェリーが到着する。最近乗った尾道の連絡船とは桁違いに大きい。
トレーラーやトラックがどんどん降りてくるシーンは、見ごたえたっぷりだった。
0:40ごろに乗船開始
乗船開始のアナウンスが流れる。
大型フェリーに乗ることは滅多にないのだが、わりとギリギリの時間にフェリー乗り場に到着しても大丈夫な印象だった。
階段の上で係員がチケットをチェック、いざ乗船。
客室内は撮影禁止とのこと
残念ながら、客室内は撮影禁止。プライバシーに配慮してのことだという。
屋外デッキでは撮影しても問題ないとのことだ。
デッキに出てみると、最後の車両積み込みが。
プロの世界では当たり前かもしれないけれど、トラックのドライバーさんがラインぴったりに駐車できる技術はすごい。
無事に出航、あとは神戸に着くのを待つだけ
船が高松港から離れていくと、一気にあたりは真っ暗になる。瀬戸内の海は明かりが少ない。
ジャンボフェリーの船内設備
ジャンボフェリーには座るタイプの座席と、宴会場のようなカーペットの広場がある。
座席は季節により指定席になるとのこと。
売店は夜も営業しており、さすが香川県航路なだけあって、さぬきうどんが食べられる。
売店の隣には男性用のお風呂が。
シャワーが4つほど、8人くらいが入れる湯船、サウナ。
窓もあるが、夜なので何も見えなかった。
シャンプー、リンス、タオルは無いので持ち込むことをオススメ。
脱衣所は100円リターンのロッカーと、脱衣カゴが用意されている。
噂の有料個室はどうだったか
結論から言えば、無くてもいい。
もちろん鍵のかかる個室なので、気持ちは楽だし、安心感もある。
僕にとっての大きな問題が2つ
- 暑かった
- 電波が入らない
とにかく暑かった、空調はあるものの強力ではないので暑い。
おとなしく寝る分にはピッタリなのだけど、はしゃぎまわってきてお風呂に入ったあとなら。
もっとガンガンに冷えてくれたほうが嬉しい。
カプセルホテルにあるような、銀色のボウルのような、そんな空調だった
そして何よりつらかったのは電波が入らない。
船内Wi-Fi-があるので、ネット環境は問題ないかもしれません(※普段使いの端末は外部のWi-Fiにはつながないので、実測値不明)
GPSが入らなかったのが、非常につらかった。
移動中、GPSでログをとって楽しんでいるのだが、それが使えないのはテンションが下がるわけで。
もちろん個室のよかった点もある。
着替えがしやすい、荷物の管理が楽、コンセントがある。
大きなコインロッカーのようなものとして使うにはピッタリだ。
途中、デッキでのんびり過ごした時間もあったので、個室で寝たのは2時間程度だった。
そもそもフェリーに乗ったことがあまりないのだが、個室内でも充分うるさい、エンジンの音が響く。
個室には耳栓があったので、気になる人はそれを使うことになるのだろうけど。
僕は気にしないが、無理な人は寝られないんだろうなと。
予定より15分ほど早く神戸港に到着
さわやかな朝の音楽で目が覚めた。まもなく神戸港に到着とのこと。
順調に進んできたらしく、ちょっと早めの到着。日の出を見ることはできなかった。
もう少し早く外を眺めていたら、神戸空港が見えたかもしれない。
神戸港の待合室はもっとキレイだったけど。
着岸したあとは、目の前に停まっている専用バスに乗って神戸三宮へ。
こちらは有料バスで大人210円だった(※ICカード使えず)
素敵な船旅でした。
ジャンボフェリー公式サイト:https://ferry.co.jp/
生きることは動くこと
距離…120km(地図上の計測)
運賃…2,590円(土休日・深夜割増含む)、個室利用料…2,000円