松本から大阪へ、アルピコ交通の夜行バスに乗って

松本から大阪へ、アルピコ交通の夜行バスに乗って

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松本市から大阪へ移動する

数年前まで、1日1往復だけ特急しなのが長野~名古屋~大阪間を走っていた。
それを使えば乗り換え無しで松本から大阪まで移動できたが、いつの間にか廃止になっていた。

乗り換え無しで移動できるのはバスしかない。
松本から大阪のバスは、1日往復走っている。
その中で、今回は松本22:30発の夜行バスに乗ってきた。

立派なバスターミナル、快適にバスを待つことができる

松本駅からほど近いところに、立派なバスターミナルがある。
大阪行き以外でも、新宿行き、名古屋行きのバスもここから発車する。

もちろん松本市内のバスも走っている。

バスターミナルの営業時間は4:40~22:30

今回、松本から大阪へ向かう夜行バスは22:30発。
そのあとは、23:15発の東京ディズニーリゾート、成田空港行きのバスがある。

バスターミナルの営業時間は22:30まで。
大阪夜行便の発車までは、このバスターミナルでのんびりしていられる。

冷暖房完備、椅子もトイレもコンセントもある

松本という寒い地域だからだろうか。
立派なバスターミナル、待合室がある。

トイレも建物内にあり、ゆっくりと待つことができる。

大阪夜行便は定員28名。
その人数で考えると、充分なスペースだろう。

背もたれの間には、USBの電源、100Vのコンセントが設置されている。
ギリギリまでスマホやコンピューターを充電できるのはありがたい。

しかも暖房もしっかりついていたので、快適に過ごすことができた。

松本発、大阪行きのバスは7番乗り場から

立派な看板で案内してくれるから安心。
大阪行きのバスは7番からだ。

冬の夜、バスターミナルはとても冷える。
ギリギリまで待合室にいることをオススメする。
1分もあれば、バス乗り場に行けるのでノンビリしているのがいい。

ただ、夜行バスが入ってくるところを狙いたかったので、15分ほど前から待機。
寒いよ、冬の松本は。

ハイデッカータイプの3列シート

快適に移動することは重要なので、プレミアムシートやビジネスシートに乗ることが多い。
しかし、松本~大阪便はハイデッカーの3列シートしか設定がないのだ。ちなみに昼便は4列シートになる。

発車時刻10分ほど前にバスがやってきた。

中は普通の3列シートだ

今回の席は1C。
アルピコ交通のバスは、ネット予約だと座席指定ができない(窓口は試していない)
つまり運で席が決まる。

今回は右側一番前の1Cの席、運転席の真後ろだ。

車内は既にカーテンが閉まっており、撮影には向かなかった。
各席にはブランケット、使い捨てのスリッパが用意されていた。
車両中央にある化粧室横で、ポットか缶の飲み物があるそうだ。

写真右がA列、真ん中はB列、左側はC列、入口付近から写した写真になる。
左側中央にあるのが、化粧室とドリンクサービスコーナー。

頭上の荷物入れに片付けてあるが、A列とB列、B列とC列の間にはカーテンがあるの。
しかもA列、B列、C列と若干前後に座席がずれているので、横の人と目が合うこともないだろう。

1C席は当たりか、はずれか

今回、勝手に決まっていた1Cの席。
メリット、デメリットを少しだけ。

メリット

  • 前方に座席が無いので足が自由に動かせる
  • シートを倒されることへのプレッシャーがない
  • 他方が窓なので寄りかかることができる

デメリット

  • 休憩時にや途中のバス停で、前方のドアから乗り降りするので騒がしい
  • 休憩時に、ドアを開けっぱなしにするので寒い
  • 運転席後ろの壁との距離が若干狭いように感じた

1C席から見た前方の様子。
最後のバス停でお客様の案内が終わったら運転席と客室の間にあるカーテンが閉められる。

ただ、休憩時、途中下車のときはカーテンが開けられたりするので騒がしい。
特にこの松本~大阪線は、松本バスターミナルを出たあとに4箇所停車する。
また、京都、高槻、茨木などで降車扱いをし、大阪に到着する。

そのガヤガヤに耐えられるのであれば1Cの席でも全く問題ない。
僕は爆睡していたので、何の問題も無かった。

後ろの席だと静かだが、前に座る人の座席が気になるだろう。

定刻で大阪、阪急三番街に到着

無事に定刻で大阪に到着。
阪急三番街なので、JR大阪駅からは徒歩3分ほどある。

迷いやすい地下街、横断禁止の大通りなどがあるので、気を付けて目的地まで行こう。

今回の松本~大阪便、アルピコ交通、アルピコ交通大阪、阪急バスの共同運行なので日によって別のバスが割り当てられる。
予約サイトには「アルピコ交通」「阪急バス」と書いてあるのでチェックしておこう。

今回とは違うバスがくる可能性が充分にあるということ。

生きることは動くこと

今回の移動距離は404km、運賃は6,300円でした。