落ち着いた東京の街を楽しむ、最後は #超でこ肉会 で

東京は広い。都区内パスを購入し、向かった先は葛飾区にある金町駅。西の端っこ蒲田から、東の端っこ金町までは1時間ほどかかる。

金町のあとは渋谷、上野、日暮里、吉祥寺と、あちこち動き回る日。メインは夜、#超でこ肉会で焼き肉を楽しむことなんだけれど。それまでは落ち着いた東京を散策。

東京はややこしい。各線がまるで何事も無かったかのように乗り入れている。JRだと思ったら地下鉄になっていたり、京急だと思ったら京成になっていたり。フリー切符だと乗れる電車も限られているのでややこしい。

JR金町駅の正面に、京成金町駅。
今回の目的地は柴又、ここから1.3kmほどの距離だったので歩こうかとも思ったが、電車に乗ってしまった。

早朝の電車を乗り継ぎ、やってきたのは葛飾区柴又。その日、定宿を6時に出発したはずなのに、柴又に到着したのは9時になるころだった。

7時ごろから開店しているお店もあれば、準備中の札が掛かっているお店も。少し時間があったので、柴又公園へ足を運ぶ。

土手を散歩する人の気持ちが分かった。風が心地いい。景色もいい。
ロードバイクで颯爽と走っていく人、時間を気にしながらジョギングしている人、僕みたいに立ち止まって景色を眺めている人。

意外にも落ち着いている風景、意外にも広大に広がる風景に、いつもと違う東京を見た。

いくつか用事を済ませて台東区へ。いつもは夜、地下鉄の駅から目的地までの往復しかしない。予定まで1時間ほど時間ができたので街を散策。この辺りはお寺が多い、あちこちに〇〇寺という寺がある。歴史的背景を知らないことが悔やまれた。どうしてお寺ばかりなのか。

他にも気付かなかったお店がたくさん。今までどうして通り過ぎてきたのか。まだまだ知った気になってはいけない。

小学校に幼稚園、まるで郊外のそれとは違う佇まい。しかも区立の小学校なのだから。

今回の目的地。いつも通りの焼き肉の会。お店から歩いて数分のところに銭湯がある。皆さんを待っている間に身を清め、焼き肉に備える。

確かに美味しい焼き肉、贅沢な空間だと感じるが、目的はそれだけなのだろうか。
お金を出せば、美味しいモノが食べられるのは、至極当然の話なのだが。

「美味しい」以外のメリットを多く感じるから、この場に人が多く集まる。
目的は「肉を食う」ことじゃなかったのかもしれない。

周りは知っている仲間、いつもの顔ぶれに安心する。
「久しぶりだね」と言う彼、以前あったのも焼き肉の会だった。

そんな久しぶりの仲間と楽しく過ごせるのは、貸し切りだからだと思う。席を移動しても怒られない、普段の常識が少しだけ緩くなる。だから余計に楽しい。

人に会うためにここまで来たんだろうな。
時間が進むにつれて、そんなことばかり考えるようになった。

同じテーブルには、教科書嫌いな大学生や、映像配信の仕組みを使って荒稼ぎする大学生、全シ協連の会長さんなど、興味深い方々が座っていた。

そういった方々と同じテーブルで美味しい焼き肉を楽しめる。それが、この会の楽しいところであり、バリューであり、なによりも主催者の人望の厚さを端的に物語っているのだ。

他にも、照明の具合がよかったり、各社のカメラやレンズを自由に試し撮りできる場があったり。この日はSONYのα7 IIIとタムロン28-75 F2.8を楽しませてもらった。

価値の高いものがぎゅっと濃縮された場、それが #超でこ肉会 だったのだろう。
焼き肉ももちろん美味しいのだけど。それ以外にも満足できる要素ばかりだった。

「どんな予定で東京に行くの?」と聞かれたら「焼き肉!」としか答えないけれど、その裏にはたくさんのバリューが秘められている。いつもいつも、ありがとうございます。