北九州、新門司港の斬新なフェリーターミナル

北九州、新門司港の斬新なフェリーターミナル

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噂では聞いていたけれど、あまりにもビックリな建物が見えたのは、新門司港に到着する前。
神戸港を出た阪九フェリーは翌朝、新門司港に入港する。

そのフェリー乗り場が、仰々しい建物だったのだ。

新門司港から北九州市内へ

ボーディングブリッジが完備された新門司港、このあたりの設備は行き届いている。
飛行機のように降りた瞬間に暑いとか寒いとか、そういう驚きはないけれど。

4階に待合室やボーディングブリッジがあり、1階はチケット売り場になっている。
到着するのは朝一番、出発するのは夕方~夜、ということもあり建物はガラガラだ。

フェリーターミナルから北九州市内へは専用の連絡バスが走っており、料金は無料。
JR門司駅、JR小倉駅のいずれにも停まるので、アクセスに不自由はないが片道30~40分ほどかかる。

門司駅前のバス停で下車、奥に小さく見える横断歩道を渡れば門司駅だ。
路線バスなどを駆使して向かうこともできるが、最寄りのバス停から数十分歩くことを考えると、ぜひ連絡バスに乗ろう。

小倉駅から新門司港へ

新幹線も停まる小倉駅。
小倉駅から連絡バスに乗ると、門司駅前を経由して新門司港に向かう。
小倉駅からは35分と時間がかかるもの。

連絡バスに乗るには北口の新幹線口へ向かおう。

北口から15分ほど歩くと小倉港につく。
四国・松山を結ぶフェリーは小倉港から出ているが、今回向かうのは新門司港。
フェリー乗り場ではなく、新門司港行フェリー送迎バスに乗る。

路線バスのような待合所がある連絡バス乗り場。
この日はあいにくの雨模様だった。
小倉駅から屋根があるわけでもなく、傘がないと濡れてしまうのは残念。

この日は2台体制でやってきた西鉄バスの連絡バス。
往路と同様に無料で乗車することができる。

大阪・泉大津港に向かうフェリーと、神戸港に向かうフェリーはすぐ隣にあるので、降り間違えても大丈夫だ。
泉大津港へ行くフェリーのフェリーターミナルは至ってシンプル。
阪九フェリーの煙突やファンネルマークを模しているので、ザ・フェリー乗り場!!という印象だ。

時間なのかタイミングなのか、この日の駐車場はすごく空いていた。

ちょうど上の写真の位置から左に向いたところがこちら。
神戸港行きのフェリーターミナルだ。

「新門司フェリーターミナルビル建設のコンセプト」と題した資料が建物内にあるので要チェック。
そこには「平城京の大極殿」を模したと書いてあり、その他の記述をみると1991年の完成だとか。

この建物の後ろにはフェリーが停まっている。
間違いなくフェリーターミナルなんだけれど。

インターネットの予約を済ませていたので、乗船手続きはあっという間。

待合室はベンチが並んでいるだけだった。
テーブルやコンセントもなく、作業したい方には不向きな場所。

待合室の隣には売店とゲームコーナーがあり、堅パンなどが売っていた。
売店は、日曜日~木曜日は15:00~18:30、金曜日・土曜日は16:00~19:50の営業となっている。
冷凍だが辛子明太子も売っていた。

フェリーの5階の位置に相当する。
あとは乗船時刻になったら、ボーディングブリッジを渡り、フェリーに乗り込むばかりだ。