フォトウォークは「photo」+「walk」という意味。写真を撮りながら街を歩くこと。
僕のイメージでは、特別キレイなところへ行くというよりは、ごくごく自然な、日常の中を歩くこと。多くの場合は、複数人でフォトウォークすることが多い。
目次
みんなで楽しむカメラだから、初心者大歓迎
カメラ好きの仲間とカメラを片手に歩くから見えるものがある。
「それを被写体にするのか」「そんなポーズで写真を撮るのか」「シャッターを切るまでに何に気をつけるのか」
みんなのスペシャルな技を間近で見ることができるのは、初心者にもピッタリだ。
身軽な格好で挑もう
カメラ好きな仲間だからこそ、理解し合えるところがある。シャッター1枚にかける時間、1つの被写体に対してのカット数。
とはいえ、なかなか三脚を立ててゆっくり撮影することは少ない。目的のひとつが「散歩」だから。スナップショット撮影会みたいなものだから。
もちろん大きなレンズや立派な三脚も大事だけど、フォトウォークなら身軽で動きやすい格好も大事。50mm1本で攻めるもよし、高倍率ズームで攻めるもよし。
フォトウォークは意外と忘れ物をする
事前の準備不足の忘れ物と、フォトウォーク中の忘れ物に要注意。
カメラのバッテリーを忘れた、記録メディアを忘れた、みたいな話はよく聞くので、念入りにチェック。
また、フォトウォークの最中も、急ぐあまり落し物、忘れ物をすることもしばしば。
写真を撮ることも楽しいし、仲間とわいわい散歩するのも楽しい。注意力が散漫になって、忘れ物をしないように。
フォトウォークは諦めることも大事
数人のグループでフォトウォークするなら、どうしても最大公約数的な意見にまとまってしまう。行きたかった場所、撮影したかった時間帯、突然の雨。どうしても諦めなきゃいけないところも出てくるのは仕方ないこと。
そんなときは、流れに身を任せてみよう。日常はあちこちに散らばっている。どんな状況でも面白い1枚が撮れる、そんな人になりたい。
温度調整しやすい服装と体調管理は万全に
普段から自然に触れているなら別だけれど。早朝のフォトウォークや夕方のフォトウォークでは寒暖さが激しくなる。
日中は汗がにじむくらい暑くても、太陽が沈んだ後は息が白くなることも。
楽しい時間だからこそ、ちょっと無理をしてしまう。なんてケースもあるので、服装にも気をつけよう。
じっとカメラを構えているのが、辛くなる前に。
フォトウォークに必須な「写ルンです」
「使い捨てカメラ」と呼ぶ人もいれば、「レンズ付きフィルム」という人もいる「写ルンです」
もちろん富士フィルムのそれじゃなくてもいいんだけど、これを1つ持っておこう。
何かのエラーで大事なカメラが使えなくなったとき、残りの時間を楽しませてくれるのは「写ルンです」だ。
スマホのカメラで撮っていてもいいんだけど、僕なら「写ルンです」を選ぶ。
無理せず、自分らしさを
観光地へ行ったとき、自分の知らないところへ行ったとき。写真を撮っている暇がないくらい楽しいかもしれない。それならそれでOK。
逆に気になるものがたくさんあって、数百枚もシャッターを切るかもしれない。
スナップ写真が得意な人もいれば、写真を撮られることが得意な人もいる。
お互いに楽しむことができるように。無理なさらずにウォークしていこう。