雨の日を、雨の日として楽しめるように

雨の日は苦手

雨の日は苦手、その根本にあるのは「傘を持たない」から
できるだけ手をフリーにしておきたいから、傘は持たない。

傘を持たないときに雨が降ったら、濡れることを覚悟しないといけない。
それが短時間ならいいけれど、野外イベントの日だったら。

レインコートを買ってみた

移動途中で雨が降っていたらタクシーを使えばいい。歩く予定の距離であれば、タクシー代もそんなに負担にならない。
でも、今日は違った。キャンプに来たのだ。仲間から「レインコートを買ってくるように」と言われたので購入。

僕の記憶の中では、初めてレインコートを買った。

雨の日は静かで騒がしい

雨の日は世界が静かだ。いつもより活動量が減るのだろうか。はたまたキャンプ場だからなのか、静かで落ち着いている。
一方で、雨音が地面や葉にあたる音が騒がしく思うことも。

目の前の水溜りも、いつの間にか飛び越えるのが難しいくらいの大きさになっていた。

不自由が記憶に深く切り込んでくれる

雨の日の匂い、アスファルトに染み込む匂い、湿気だらけの教室の匂い。
ジメジメして不快度が高い。

髪の毛はまとまらなくなり、通気性の悪いレインコートの下は汗をかくほど。靴下もつま先が濡れて色が変わっている。

そんな不自由な雨の日だからこそ、記憶に深く刻まれる。
夕立に降られてびっしょり濡れて帰った日、全身ずぶ濡れになりながら飛び跳ねた夏のフェス。
雨宿りがきっかけで見つけたオシャレなカフェ。
思い出は数え切れないほどある。

雨の日がちょうどいいバランスに

雨の日はちょっとテンションが下がる。心にブレーキがかかる。
晴れの日はちょっとテンションが上がる。心にアクセルを踏む余裕ができる。
ちょっとした雨の日が、自分自身を立ち止まらせてくれる。

少し立ち止まることで、見えなかったものが見える、聞こえなかったことが聞こえるようになり、匂いや温度を感じることができる。

雨の日は自分自身と向き合って楽しむ日なのかもしれない。

雨の日を、雨の日として楽しめるように。