東京・渋谷のBOOK LAB TOKYOに来るのは1週間ぶり。今回もデザインに関する対談に参加。
銭湯図解の著者で、イラストレーター、銭湯の番頭さんも務める塩谷歩波さんと、東京店構えの著者で、ポーランド出身のアーティスト マテウシュ・ウルバノヴィチさんの対談だった。
本の著者でもあるし、イラストレーターでもあるお二人の対談は珍しいのではないだろうか。話の中で、紙や絵の具、パレットの話が出てきたのは水彩画を描くお二人だからでしょうか。
小さなところまでリアルに再現するから、絵から伝わることがあると、銭湯図解のイラストは、実際に銭湯でロッカーや浴槽のサイズを測ったのだとか。
体調が不安定なときも、銭湯に通っていたら元気になってきたとのこと。銭湯は最高の場所だから、その魅力を伝えたい。という気持ちがベースにあるという。
マテウシュ・ウルバノヴィチさんは、映像クリエイターの顔もある。絵コンテを1,700ページ描いた動画を作ってみたり、あの有名映画「君の名は」の背景素材を描いていたという。スゴい人!!
最後には、パレットや筆、使っている万年筆などをご紹介して頂いた。オリジナルで作った絵の具箱、メーカーにこだわりのある筆。フォトショップを使った作画もされるそうだが、絵の具と筆は欠かせないとか。
パレットには、無印良品の洗面台に置く陶器のトレイが抜群だ!!との紹介もあった。
クリエイターの話は面白い。完成した本からは見えないような、制作過程の様子を楽しく語ってくださるのが印象的だった。素敵な対談を聴くことができました。ありがとうございます。