滑走路の両端にILSが設置されていることで有名な下地島空港。
パイロットの訓練用で使われていた飛行場に、ターミナルビルが完成したのは2019年。
スカイマーク、ジェットスターが乗り入れる空港となった。
どこか南国の空気漂うターミナルビル。
空港というより、フェリー乗り場のような雰囲気がする。
「れ」ナンバーのレンタカーが見られるのも特徴のひとつ。
国際線も就航していることから、Wi-FiやSIMの販売もされている。
国内線はスカイマークとジェットスター。
少し解放的ではあるが、いつも通りの空港カウンターだ。
建物の中心にはお土産屋さん。
遊園地のそれに似たような作りに。
一部の席にはコンセントがあるが、そういった待ち合い場所は少ない印象。
この空港でのんびり過ごしてみたり、立ち寄ったりするのには向かない様子。
ゴハンが食べられるのは制限エリア内。
飲み物や軽食はターミナルビルで買えるが、お食事となると飛行機に乗る人専用エリアへ。
解放的で簡素な作りになっているため、外通路を挟んだ先に保安検査場がある。
大きな空港にあるような発着掲示板などはなく、非常にシンプルでシュッとした空港だ。
制限エリア内もオシャレな風が吹いている。
制限エリア内は、お土産屋さんとレストラン。
作業にぴったりなスペースは少ない。
伊良部なまり節そば+ミニマンゴーカレーのセット(1,310円)とポテトフライ(550円)。
他にはローストビーフ丼、ラフテー丼、タコライス丼や、プレート料理が用意されている。
リゾートラウンジ感が漂う制限エリア内。
外光をたくさん取り入れられるデザイン、窓を開けて風を感じられるような設計になっているとか。
滑走路と同じ目線でいられるのも、地方空港のメリットかもしれない。
飛行機は沖止めなので、雨の日用の傘も完備されていた。
というわけで、タラップ車で機内へGO。
ボーイングのスカイマーク、エアバスのジェットスターを間近に見られる。
到着時もタラップ車で。
ボーディングブリッジではないだけに、リアルな沖縄の空気をすぐに感じることができる。
コンクリート打ちっぱなしのデザイン、預け入れ荷物はここから出てくる。
一風変わったデザイン、ちょうどいいサイズ感の宮古島空港。
全国各地の空港には、それぞれ特徴があるようだ。
飛行機から降りたときのワクワク感、出発するときの名残惜しさ。
そういうことまで考えた空港なのだろう。