日本海側を航行する長距離フェリーとして有名な新日本海フェリー。
福井県敦賀市にある敦賀フェリーターミナルからは、朝と夜に1便ずつ出発している。
そんな敦賀フェリーターミナルは、比較的新しい建物だ。
見た目もモダンで、他の地域にあるフェリーターミナルとは雰囲気が違う。
新日本海フェリーの敦賀ターミナルの看板も。
「新日本海フェリー」の箇所はロゴタイプになっている。
夕方にお邪魔した敦賀フェリーターミナル、売店やレストランは営業時間外とのこと。
フェリーが出入りする時間しか空いていないのだろう。
そう思うと、フェリーターミナルの運用は難しい。
自販機は当たり前のように動いていた。
料金も普通の自販機価格、ぼったくりではない。
敦賀から出港するフェリーは苫小牧に向かう。
午前中に出港するフェリーは、新潟、秋田と経由して翌日の夕方に苫小牧へ。
日付が変わる直前に出港するフェリーは、ノンストップで苫小牧へ向かう。
ノンストップでも21時間かかるのだ。
レストランは意外と充実したメニュー。
定食だけでなくラーメンやカレー、チャーハン、そばやうどんも。
1日2時間の営業、週1回定休日。
場所代がリーズナブルだったとしても、維持するのは難しそう。
フェリーターミナルにしては珍しい展示もあった。
駅前の観光案内看板に載っていそうな内容。
敦賀港は重要港湾として認定されている。
ボーディングブリッジも短く、船までの距離が非常に近い。
駐車スペースもしっかり設けられている。
吹き抜け構造だったり、ガラス窓の採光だったり、昭和に作られたフェリーターミナルとは雲泥の差。
オシャレなフェリーターミナルから苫小牧へ。
朝か夜しかフェリーが停まっていないので、船を感じることはできなかったけれど、オシャレなフェリーターミナルを散策できた。
といっても、売店もレストランも閉まっており、展望室があるわけでも、周囲に何かあるわけでもない。
近くの公園では、釣りをしている人がたくさんいた程度だ。
敦賀フェリーターミナルがある敦賀新港あたりは、まだまだ開発は建設が進められているところ。
今後の発展にも期待し、またの訪問としたい。