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新幹線自由席早特往復きっぷを使って
前日、会食があり新今宮の某温泉施設に宿泊。平日の夜はこんなにも空いているのか、と感動し快適に過ごすことができた。
5時30分の目覚ましに起こされ、朝からのんびりお風呂に入る。本当は、塩辛い鮭やゴロゴロした煮物、納豆に卵が並ぶ朝食バイキングを食べたかったのだが、6時30分からとのこと。
これでは間に合わないので、6時にはチェックアウト、コスト2,500円だった。
大阪からの朝帰りは2回目、新幹線に乗れば充分に時間がある。
いつもと違う朝
新今宮の駅からは、あべのハルカスがよく見える。全身で朝の空気を感じたところで電車に。
新大阪へ行くのであれば、新今宮から環状線で大阪へ、大阪で京都線に乗り換えるか、動物園前から御堂筋線に乗るか。
新幹線自由席早特往復きっぷは市内きっぷなので、追加料金がかからない前者を選ぶ。
6時13分、新今宮駅を出発した。
6時台は空いている大阪環状線
東京に行ったときも同じことを考えている。
平日の朝はどれくらい混むのだろうか。
今回は大阪環状線で新今宮から大阪駅へ、約20分の乗車。
幸いなことに、6時台の電車は空いており、ロングシートに余裕をもって座ることができた。
都心部の平日の朝は、いつも以上に緊張するものだ。
大阪駅で悩む、難しいの乗り換え
大阪駅には6時32分着、アプリで調べた結果を見ると8番線から6時35分発の米原行き快速に乗ることになっている。
電光掲示板には、7番線、8番線のどちらも6時35分に京都方面へ出発すると表示されている。
一瞬迷ってしまう表示、どちらも同じ方向に進む列車、新大阪は大きな駅だろうから、快速だって止まるはず。
頭の中が混乱してくるが、アプリを信じて8番線へ。
新大阪駅への入線が早かったのぞみ294号
新大阪駅に到着したのは6時39分、名古屋に向かうなら、6時43分、47分、50分、57分の、のぞみ号に乗ればいい。
今回、自由席きっぷだったので、確実に座れるようにちょっと待つことに。
6時57分発、のぞみ294号を選択した。
26番線ホームの、1~3号車ドアに向かっていると、既にのぞみ294号が到着している。
時計を見ると6時43分。15分前入線をするのか、と驚きだった。
しかも到着後、すぐにドアが開く。車内へと案内してもらえた。
車窓に思いを馳せる
隣のホームを見てみると、24番線に停まっている6時47分発ののぞみ292号にも空席がチラホラ。
1本前ののぞみ号でも、しっかり座ることができたようだ。
前回、大阪から帰ったときは進行方向右側に。今回は進行方向左側のE席に。
パソコンを広げる気分でもなかったので、ぼーっと車窓を眺めていた。
定刻に新大阪駅を出発すると、ほどなくして左手に見えるのは鳥飼車両基地。
そして京都駅へ。
京都駅を過ぎると、次に到着するのは名古屋駅だ。
三洋電機のマークからパナソニックのマークに変わったソーラーアークを見つけたり、名神高速道路を走る車を眺めたりしていると、あっという間に名古屋。
新大阪からの所要時間は49分、あっという間の出勤だった。
たまには、新幹線で出勤するのも悪くない。変な高揚感と、ちょっとした非日常に朝から大満足だった。
生きることは動くこと
無事に予定通り名古屋に到着。
距離は186km、新幹線自由席用早特往復きっぷを使い片道4,575円相当だった。