アートディレクター4人が語るフリーランスと会社員、それぞれの魅力

アートディレクター4人が語るフリーランスと会社員、それぞれの魅力

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東京都渋谷区、渋谷駅前に桜が咲いていた。3月の最終営業日に開催されたイベントは「東西のアートディレクター集結!「フリーランスvs会社員!結局、どっちが良いの???」というイベントだった。

場所は、別のイベントでもよくお世話になっているBOOK LAB TOKYO。アートや技術系の書籍も多く取り揃えている書店でのイベントだ。


関東、関西からそれぞれお二人のアートディレクターが終結し、フリーランスや会社員の違い、関東と関西の違いなどをディスカッションする。

2時間の予定時間はあっという間に過ぎて、非常に内容の濃いものだった。

フリーランスと会社員の違い

アートに携わる人は早々に独立する人もいる。どちらが良いのか、というのは極端すぎる議論かもしれないが、結局のところ一長一短だった。

例えば「お金」という切り口で見た場合、ある程度給与が保証されていたり、傷病手当がでたりする会社員はメリットが大きいかもしれない。一方で、どうしても給与の上限が見えてしまうのは会社員のデメリットだろう。

業務内容で言えば、会社員はあれこれ許可が必要になり自由に取り組むことができない。フリーランスで言えば、自分を律することができないと、ダレてきてしまうとか。

ディレクションとは

ディレクションされる側、ディレクションする側というような話もあったけれど、僕の中で気になったは「そもそもディレクターって」ということ。

進行管理、スケジュール調整、折衝などだけでなく、コンテンツ設計についても頭に入れておかなきゃいけない。というのは新しい発見だった。

クリエイティブ業界で働いていれば、それが当たり前なのかもしれないけれど、そうじゃないポジションの人からすると。だから「アートディレクター」というのかもしれない。

東西文化、コミュニティの違い

東京のコミュニティは大規模で積極的に出ていかないといけない。大阪のコミュニティは小規模で目の行き届く範囲。空気感やその先につなげられるモノなどによっても違うのだろうけど、東西文化の違いは大きい印象だった。

行ってよかったよね

正直なところ、僕はクリエイティブな仕事でもないし、デザイナーで独立するわけじゃないけど。違う世界のリアルな話を聞けたのはよい経験だった。

もしかしたら発注者側になるかもしれない。いつの間にかデザインの世界にいるかもしれない。それは今のところ分からないこと。

知らないことを、知らないままにしておくのではなく、知りたいと思えることが大事なんだと思った。

当日の様子はツイッターのハッシュタグ「#東西ディレクタートーク」を追いかけてみてください。