池原真佐子さんに自信をつけてもらったanother life.のSundayMorningCafe

池原真佐子さんに自信をつけてもらったanother life.のSundayMorningCafe

2017-05-22
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人生のシェアリングサービス

5月21日、渋谷駅近くのBOOK LAB TOKYOで開催されたSunday Morning Cafe
「一日だけ、他の誰の人生を体験してみませんか。」をテーマに、インタビューサイトを運営しているanother life.が主催しているイベントに参加してきました。

「色んな方の人生をシェアリングして、日曜日の朝を有意義に過ごそう」と、月1回程度、ウェブサイトで人生インタビューされた方をゲストに、トークセッションやワークショップが開催されます。

今回のコンセプトは「自信
自信形成という人材開発分野で活躍され、女性が働きやすい環境を支えてくれる株式会社MANABICIAの代表取締役社長 池原真佐子さんをゲストにお迎えし、貴重な話を伺うことができました。
会場は満席、40名以上のお客さんが参加されました。

小さなころは

SundayMorningCafeでは、ゲストの生い立ちから、順番にひも解いてくれる。

自信形成の分野で活躍されている池原さんだが、小さなころから自信満々だったわけではなかったとのこと。
小学校時代は外国人っぽい外見をからかわれ、自信なんて全くなかったのだ。

そんな池原さんが一歩踏み出すタイミングは、大学受験のときだった。

このままじゃマズい

大学受験の時、良い子でいようとした自分が変わるポイントがあったそうだ。
ここで、自分が変わらないと自分の人生が歩めない、このままじゃマズいと思った。
それは”直感”で、ここにいると自分は苦しいから、どこか行かないと、その気持ちから動き出すことができたのだ。
「こうなりたい像」がクリアではなかったけれど、なんとなく違うなぁと思うことがあった。
それが重要なポイントで、それに気付けたから変化できたそうだ。

池原さんが言うには、キャリアが変わるときには、いくつかのパターン、流れがあるという。

  1. 今いる場所は違うなぁと思うようになる
  2. モヤモヤして見えなくなる
  3. 選択肢が出てくる
  4. 選択肢が絞られる
  5. 行動する

この中で、1~3については内省し、自分と向き合いながら答えを出していく。
4のときは、仲間に知恵やアイデアもらったりすることもあるという。

小さなことでも、やってみようかな、これならできるかな、と行動に移すことで今の自分があるとおっしゃっていた。
活躍している方の話を見ると、人生に綺麗なストーリーがあると思う人がいるが、それは勘違いとのこと。
小さなの違和感から選択肢を見つけて選んで行動してきた結果、道がつながっているのだ。

自信を認識できるとき

話は盛り上がり「自信」についてお話頂く。
自信を認識できるときって、どんなときなのだろう。

自尊心や自己評価は、子供のころ両親や養育者からどう思われていたか、どういう反応があったのかで、ある程度決まるとと言われているそうだ。
賛同してもらえる反応、否定される反応、その積み重ねで自信のベースが作られる。

また、大人になってからの自信は、自分がどういう環境にいて、周りからどう思われているか。
周囲の人から「あそこが良かったよ」「このときすごく助かった」と自分の行動をフィードバックしてもらうことが大事になってくる。
フィードバックをもらうことで、自信の「核」の部分が認識できるようになるので、それをどう育てて、自分で伸ばしていくか。
それが自分の自信につながっていくとのこと。

フィードバックがあるような”環境”と”行動”を自分で選ぶことで、自信をつけやすくなるそうだ。
これは、周囲に振り回されるということではなく「自分自身がナチュラルにやっていること」や「自然とできること」を必要としている人と出会うことで得られるものだと言う。

自分が変化をするキッカケ

そんな中で、自分を変えていくにはどうしたらいいのか。
自分を変化させることでも、新しい何かが見えてくる。
自分が変化をするキッカケってなんだろうか。

次の3パターンに分かれると、解説してくださった。

  1. 感情的
    もういやだ、変わりたいと自分自身に訴える
  2. 理性的
    変わったほうが得だ、自分の力を発揮できる
  3. 環境
    ポジションや仲間を見つけることで、自分が変わることができる

特に3番の「環境の変化」は大きいとのこと。
また環境を変え、変化させることで自信が出てくることがあるという。

自信というものは内面だけで形成されるものではないそうだ。
場の選択によって、自信の方向が大きく変化するらしい。

アイデアマンのあなたが”保守的で控えめ”な会社に就職したら、やりづらさや生きづらさを感じてしまうと思う。
これが、企画部や新しいものをどんどん取り込む会社であれば、自分の行動が認められ自信がついてくるのだ。
自分のポテンシャルや能力が同じでも、環境によって「自信」は大きく変わるのだ。

自信を簡単につけるには

トークセッションの中では、自信を簡単につける方法も教えて頂いた。
簡単のようで難しい、難しいようで簡単な方法。
それは
自信がないときでも、自信がある”フリ”をする
ということだ。
自信があるようにふるまうことで、周りの人たちがその”自信に見合った環境”を用意してくれる。
自信があるように見える人には、重要な仕事や役割がもらえる。
それが、自分の自信につながり、プラスのスパイラルになっていくという。
成果や結果は、あとから付いてくるから、やっちゃえばいい、と。

チャレンジしていく中で、相手からもフィードバックをもらい、次の自分のスタイルにつなげていくのだ。

人に見られていることをもっと意識しよう

自信をつける方法の一つに、学んだらアウトプットする場所を作って、実際に行動に移してみることが大事と教えて頂いた。

というわけで、実際に隣の方とペアになって自信のトレーニング。
僕の右側に座っていた女性の方がペアの相手だった。
二人のうち、Aさん、Bさんを演じて、「見た目やしぐさによって相手に与える印象はどう違うか」を検証するワークショップだ。

Aさん…猫背で内股、早口で声は小さめ、目を合わせようとしない
Bさん…胸を張って、大きな声でゆっくりと、相手の目を見て話す

やってみたら10秒もしないうちに「あぁこういうことか」と納得してしまった。
話し方の差で、もちろんワークショップで演じているところもあるが、受ける印象がこんなにも違うのかと。

そして、何よりも自信が無いAさんみたいなタイプの人とは会話が続けられない
反応がいまいち、返答もいまいち、会話がそこでストップしてしまう。
初対面の人に声を掛けてみたけど、しどろもどろになる感覚だった。

逆に相手が自信に満ち溢れていたら。
いろいろ質問しても大丈夫そう、楽しい話を聞かせてくれそうと思った。

そのときペアになって下さった方は、普段から多くの方と話やセッションをされているような方なのに。
ついさっきまで、気さくに話をしてくださって、楽しいひと時を過ごしていたにも関わらず、自信がないAさんの役割になった途端「早くこの場を去ってしまいたい」と僕が思うほど、とっつきにくい印象になったのだ。
自信があることで、周りからの印象は大きく異なることが実感できた。

無意識のクセをコントロールできるように

人から見られる「自分」をもっとコントロールして自信をつけていこう。
という言葉で締めくくられた今回のSundayMorningCafe

TPOに応じたスタイルや立ち居振る舞いができるかどうか。
陽気な自分、緊張しているような自分、自信に溢れた自分。
無意識のクセで、それを相手に感じさせているかもしれない。

そのクセを、自分でコントロールできるように、自分自身の魅力につなげていければななぁと思った。

最後に池原さんからの0円でできるアドバイス。
「まず猫背をやめて、背筋を伸ばしなさい」と。
学んだらすぐに行動しよう!の精神で、猫背にならないようにコントロールしているところです。
また、僕自身が会話の相手を不安にさせないためにも、しっかり自信のある振る舞いをしなきゃ。と強く思ったのでした。
自信がない相手と話を続けるのって、苦痛でしかなかったですから。

池原さん、貴重なお話ありがとうございました。
5/18には本が出版されましたので、ぜひ一度ご覧ください

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