カメラの役割、カメラに求められているものとは #カメクラの沼カレ2019

カメラの役割、カメラに求められているものとは #カメクラの沼カレ2019
2019-12-02
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この記事はコトバコというブログを運営しているしむ@46symさんが作成した【3rd Roll】カメクラが沼へ誘う Advent Calendar 2019の記事です。 #カメクラの沼カレ2019

今年もアドベントカレンダーの時期がやってきた。3rd Rollということは、1st、2ndもある。12月25日までの間、毎日3人の新しい記事が読めるということだ。

12月1日に45Houseのひげこいさん(@45house_hige)が書いた「夫婦で使えるカメラX100F 【3rd Roll】#カメクラの沼カレ2019」という記事からバトンをもらった。

テーマ「カメラと写真で2019年を振り返りませんか?」

2019年も師走になり近所のスーパーに行くと、しめ縄飾りや鏡もちが並ぶようになった。カメクラのアドベントカレンダー、実は1st Rollも参加しているので真面目なことはそちらに書くとして。

2019年を振り返る企画なのに、もう少し前のことを振り返ることにした。

2019年があるのは2018年があって、2017年があったから

今年の僕が存在しているのは、間違いなく去年の僕がいて、一昨年の僕がいるから。過去の積み重ねが、今の自分を作っている。

その積み重ねたものを記録係としてサポートしてくれるのがカメラだった。

2年の重みを受け止めて

ちょうど2年前、2017年12月2日に大阪で開催されたフォトウォーク。たけさんぽのたけしさんが呼びかけていたそれに、手を挙げてみた。

カメラ好き、写真好きな人と知り合うきっかけになったのは、紛れもなくこの日があったから。

「カメラの役割」は一瞬を記録すること

スマホやスマートウォッチにもカメラが搭載される時代になった。デジタルサイネージ、来店数計測などにも”カメラ”が使われる時代になった。

記念撮影なんていう言葉も、随分と聞かなくなった。そもそも”カメラ”を持ち歩くことも減ったような気がする。

カメラの役割、それは思い出を残すこと、より精密に、より緻密に思い出を残す。その時の、その時代の時間を、125分の1秒のような一瞬で切り取ってくれる。

フィルムの時代であれば、その切り取った一瞬を見るために、1時間、2時間と時間を使った。「スピード現像」と書かれていても1時間ほどは待たされた。

一瞬を切り取った写真が1時間ほどで現像され、今も手元に残っている。10年、20年という時が流れても、当時の一瞬を守ってくれている。

デジタル全盛期になり、1カット当たりの単価はずいぶん下がった。サイズも小さくなり、室内でも綺麗に撮れるカメラがたくさんでている。

スマホにカメラが搭載されるようになってからは、メモ代わりにカメラを使う人が増えた。メモしなくてもいい、写真に撮っておけばいい。そんな使い方が受け入れられるようになった。

思い出を触媒にして静から動へ

その一瞬を捉える写真。メモ代わりに使う写真。その日、その時の一瞬を切り取ったもの。まるで時間を止めたかのように記録されている。

その写真を眺めていると。当時の記憶が鮮明に蘇ってくる。
記憶の欠損を埋めてくれる写真。

1枚の写真が、その時の音、気温、匂い、その前後の出来事を呼び起こしてくれる。止まっているはずの写真が、頭の中で映像となって動き出す。

キッカケは1枚の写真。呼び起こされた思い出が、多くの思い出を連れてきてくれる。写真好きの人と出会えたのが、2年前の今日だったことも思い出させてくれた。

僕の人生の証拠として残っている写真があるから。何も気にしないで前を向いて歩けるのかもしれない。

同じ場所、同じ時間、同じタイミングでも違うこと

写真というのは、より細かなところまで忠実に再現してくれる。それはファインダー越しに見る世界だけでなく、撮っている人の設定や意思もきっちり反映してくれる。

つまり失敗したら失敗したように写る。残酷だけどそれが写真。

それぞれの特徴をぐいっと引き出してくれる。
仲間と撮り歩くフォトウォークの楽しさ、仲間の意外な一面、それをつないでいるのが実はカメラだった。

「カメラの役割」は横にも縦にも前後にも

カメラの役割。過去の一瞬を切り取るもの。
そんな簡単な答えで済ませてしまってよいのだろうか。

過去の一瞬を切り取ることで、その当時を思い出させてくれる。時間を超えた関係を作ってくれる。

カメラ片手に仲間で集まると、横の関係を作ってくれる。
別にカメラが無くたって一緒にいることはできる仲間だけれど。間を取り持ってくれるのは各々のカメラ。

「どんな写真を撮ったの?」なんて聞きながら。「そのレンズ、貸して欲しい!」って言ってみたり。

パソコンに取り込んで、それを現像して、SNSに投稿したり、ウェブに公開したり。カメラや写真を中心に、色んなモノがつながっていく。

レンズの先にあるものを追いかけて

「そろそろ紅葉の時期かな」と声を掛けてもらったから、カメラを担いで早朝の駅に集合する。今、この一瞬しか切り取れないカメラだからこそ、被写体に自分から歩み寄らなきゃいけない。

自然を目の前に、太刀打ちできないとき。昨日までは晴れていたのに、朝から土砂降りのとき。強風で交通機関がストップし、目的地にたどり着けなかったとき。

気付いたら、そこにある一瞬を追いかけて夢中になっていた。カメラはいろんなところに連れて行ってくれる。その旅先で、役に立つのは一瞬なのに。

パスポートのように

カメラが何かと何かをつないでくれる。カメラがあるだけで、関係がぐっと近くなる。それは特定の1台じゃなくても。新しいカメラ、新しいレンズ。譲り受けたもの、セコハンのもの。

それぞれの手の先にある自己表現ができるもの。腕の延長線にあるのがカメラだったり。

共に楽しもう

風に遊ばれ、光に邪魔され、ちょっとしたイタズラを感じながら、今日も1枚の写真を撮る。

この一瞬を、少しだけキープできるように。思い思いのタイミングでシャッターボタンを押す。

時間と戦いながら、手ブレと戦いながら。今日もまた素敵な1枚が完成するのだ。

そんなことを考えさせてくれる仲間と出会ったのが、ちょうど2年前。
ただの予定の1つに過ぎないと当時は思っていた。当日だって別の予定と抱き合わせで決めたようなものだった。

それがいつの間にか、大切な人と出会うためのきっかけになっていたのだ。
新機種が出ればすぐに手に入れる、いつの間にかボディメーカーも変わっている。会う度に新しいレンズが増えている。

そんな狂ってる仲間だけれど、その振り切れた感の居心地が良い。

良い関係を作ってくれるもの

カメラの役割。それは過去の一瞬を捉えておくものだと思っていた。
実際のところ、写真を見返したところで、本当に捉えておきたい一瞬があったかどうかは悩ましいところ。

それよりも、明日、明後日、誰かと会えるための良きツール。と考えたほうが、しっくりくる気がしている。

このアドベントカレンダーも、カメラがつないでくれた縁。
一番大切な役割は、良い関係を作ってくれることなのかもしれない。

明日、12月3日は、さまぬこさんが記事を書いてくださいます。
どんな記事が公開されるのか、楽しみです!

↓公開されました!!

今回の写真は全て、2017年12月2日に開催されたフォトウォークイベント「たけさんぽ」で撮影したものです。